「石原さんだということはスーパーの店員もわからなかったようです。というのも、彼女が英語名を名乗っていたからで、米国人と結婚したときの名前ではないでしょうか。逮捕されたわけではなく、任意で事情を聴かれただけということです」(スポーツ紙記者)
万引きをしようという意思は本当にあったのか。実母に話を聞いてみると、冒頭の言葉に続いて、
「娘の名誉のためにも話しますが、そんなことはありえませんよ。テレビのニュースを見てすぐに電話しましたけど、誤解だと言って笑っていましたから。(弁当を)手に取ってどっちにしようか迷っていたみたいですね。その時間が長かったから勘違いされたとか。スーパー側は後から謝ってきたそうですけど、娘は怒っていて“スーパーを告訴したい”と言っていました」
弱々しい声ではあったが、はっきりと答えてくれた。愛する娘に疑惑の目が向けられたことがよほど悔しかったのか時折、涙ぐむことも。万引きしたとされる商品が弁当とお茶だったことから、
「警察で事情を聴かれたときに万引きしたことを認めて、理由について“お腹がすいていたから”と答えたという報道もありました」(前出・スポーツ紙記者)
普段から食べるものにも困っていたのだろうか?
今は本を執筆中
「食べるものに困っているなんてことはないですよ。一緒には住んでいませんが、ちゃんとあの子も日々の生活はできていますから」(希志子さん)
では、今回の万引き騒動は“冤罪”なのだろうか?
現場となったスーパーで話を聞いてみると、
「店は商業ビルの地下にあって、レジを出るとすぐに地上階へつながるエスカレーターがあるんです。万引きと判断するのは、客が商品を持ったままレジを通らずにエスカレーターで地上階まで上り切った時点です。そこで声をかけることになっていますが、商品を持って店内をウロウロしているだけで声をかけることはありませんね」(スーパー関係者)
石原の言っているとおり、弁当を手に取って迷っていただけなら、警察への連行どころか声すらかけられていないことになる。
真相は藪の中だ……。
現在、彼女はこれといった目立った芸能活動はしておらず、唯一、ブログの更新だけが頻繁に行われている。
最後に、希志子さんに最近の石原の様子についても聞いてみると、
「今は本を執筆していますよ。騒動があってからはまだ会っていませんが、私が入院中もよくお見舞いに来てくれたし、しょっちゅう彼女とは会っています。甘えん坊なんでね」
石原は今年53歳。いくつになっても娘は娘ということなのだろうが、83歳の母親の、心が休まる日はいつになるのだろうか。