そこで気になるのは、彼女のツイッターでのツイート内容。雑誌の発売前、あるいはニュースサイトでの記事配信前に、
《取り返しがつかない。方法がわからない 違うって言ったって、違わなくされるんだ》
というフォロワーの好奇心を煽る意味深な書き込みがあったり、ネット上で話題になるやいなや、
《被害者ぶるつもりもないので~》(本人のツイートは削除済み)
と言っておきながら、自分から仕事を自粛したり、決まっていた仕事が全部白紙になったということを綴っている。
“自分は罰を受けているんですよ”、そう言いたいのだろうが、このツイートがかえって反感を買って、しっかり炎上。静かにしていればいいものを自ら騒ぎを大きくしているということで、これが“売名疑惑”を色濃くしている。
「この不倫騒動で、彼女の存在を気に留めている人は少ないですね。そもそも彼女がこの件で責められて、降りなければならないような仕事を抱えていたのかは、はなはだ疑問です(笑い)」(スポーツ紙記者)
だが、芸能人は騒がれてナンボ。売名が必ずしも悪いとは思えない。問題はその後だ。
「狩野英孝との一件で話題になった、加藤紗里は売名だと非難されました。しかし、結果的に全国区で売れるタレントとなり、テレビの露出も増えました」(前出・スポーツ紙記者)
“売名”が“有名”への踏み台になればいいのだが。
<芸能ジャーナリスト・佐々木博之>◎元フライデー記者。現在も週刊誌等で取材活動を続けており、テレビ・ラジオ番組などでコメンテーターとしても活躍中。