芸能人とはいえ、子どもの前では一人の親。プライベートで目立つことも多く、自らの仕事が子どもに与える影響も強いことから、子どもの受験や学校選びは重要な家族のトピックのようだ。

 3歳の双子の父親である郷ひろみ。2017年の夏には有名お受験塾へ、子どもの送り迎えをしている彼の姿が目撃されている。私立幼稚園の受験は11月のため、夏が勝負どころだったようだ。

 自分の仕事もあるだろうに熱心に取り組んでいるようで、教育パパな一面もあるのかもしれない。郷をはじめ、芸能人は同級生にも有名人の子息子女が多い私立を選ぶことが多いようだ。はたしてお受験の結果はどうなったのだろうか?

 品川庄司の庄司智春も、教育熱心なパパのようだ。噂によれば、庄司は息子を小学校受験にも強い幼稚園に通わせているとのこと。昨秋に行われた運動会で大勢の芸能人パパの中で唯一、保護者参加競技の綱引きに参加するなど、行事などにも積極的に参加しているようだ。

 そんな庄司が“先輩パパ”として日々相談をしているのが、ネプチューンの名倉潤とのこと。名倉の長男は庄司の息子の通う幼稚園の卒園生で、名門小学校に合格したといわれている。子どもを通して良い先輩後輩の関係を築いているようだ。

当記事は「日刊大衆」(運営:双葉社)の提供記事です

 しかし、子どもの進路について、夫婦でも意見が分かれることもあるようだ。タレントの木下優樹菜は『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)に出演した際、夫であるFUJIWARAの藤本敏史と、4歳の長女の教育方針をめぐって意見が対立したと明かしていた。

 木下は「私は公立で育ってきて、のびのび喧嘩してやってきたから、そっちのほうがいい」という意見だが、藤本は芸人仲間など、周囲の意見を聞いて私立を望んでいるとのこと。この話題で朝10時から喧嘩したというから、その真剣さが伝わる。ユッキーナには“かかあ天下”のイメージがあるだけに、これに逆らうほどフジモンが教育熱心だったとは驚きだ。

オリエンタルラジオ中田敦彦は公立志向

 一方で「お受験をしない」と公表したアンチお受験派もいる。オリエンタルラジオの中田敦彦だ。福田萌との間に2児をもうけた中田だが、ウェブマガジンの取材に対し「小、中学の私立受験はせず、高校、大学もできれば国公立に通ってもらいたい」と語っている。

 慶應義塾大学出身で高学歴芸人としても有名な中田だが、実は小、中、高は公立。第三子も望んでいることから、自身の経験を踏まえ、全員が私立を受験するとなると家計的に難しいことを告白している。また一番の理由として「わが子の能力を信じたいから。こちらが環境を与えずとも、きっと自分で勝ち取ってくれるだろうと」と熱弁! これにはネット上でも、共感や賞賛の声が多く寄せられた。

 芸能人という特殊な職業柄、やはりお受験や学校選びは非常にナイーブな問題。しかし、その意見の向こうに、テレビでは見られない普段の父親、母親としての顔がのぞけると思うと、なかなか面白い。