─体調不良で来年の大河ドラマを降板されましたが?
「今は完全に回復していますので」
─何かご病気とか?
「いやいや、疲れです」
─(どことなく顔色が悪そうで)かなりおやせになった印象ですが?
「元にどんどん戻ってはいます」
─いちばんおやせになったときで、どれくらい体重が落ちてしまったのでしょうか?
「……。ごめんなさい、電車の時間がありますので」
─ファンのみなさんも心配されているようですが?
「みなさんにご心配していただきありがとうございます。おかげさまでずいぶんよくなりました。仕事には支障がありませんので、ご安心ください。失礼します」
そう言い残すと、タクシーで走り去っていった。
後日、志賀の所属事務所にも問い合わせたが、志賀と同様に重病説を否定する。
「志賀の体調が悪かったうえに、大河ドラマについてはきついスケジュールだったのです。そうしたら、NHKさんのほうから“ほかの方で対応できるので”とご配慮いただいたので、降板させていただいたんです。
現在は舞台にも出ていますし、体調は問題ない。人間ドックで先生から“少しやせなさい”と言われたようで、ちょっと絞りすぎちゃったのかもしれませんね」
今年1月にはWebのインタビューで、「呼んでくださる限りは俳優としてやっていきたいなと思います」と役者としての覚悟を語っていた。6月7日からは約1か月間に及ぶ舞台に出演している。これからもたくさんの作品でその活躍を期待したい。