そうせざるを得ない理由は、手越のテレビ出演にあります。
「ウチの『世界の果てまでイッテQ!』のレギュラーですし、サッカーW杯ロシア大会のメーンキャスターでもあります。さらにNEWSの新曲はウチのW杯のテーマソングですからね。ここでの処分は、何が何でもできない」
と同局の番組デスクが苦笑いで伝えます。
どうやら小山はニュースキャスターだったため事務所による早急な処分が必要でしたが、手越はニュースキャスターではないことが、所属事務所の対応を「スルンスルン」にしています。
手越のスキャンダルを報じた週刊文春に所属事務所は「現時点での調査において、ご指摘のような事実関係は確認されておりません」と回答しています。これはつまり「その後の調査で云々」という含みを持たせた回答です。
その後の調査結果を発表するタイミングですが、前出の番組デスクはこう見通します。
「W杯が終わったときが、もっとも考えられるよきタイミングです。処分と言っても、加藤シゲアキのように厳重注意と書面による反省レベルの処分でしょうね」
所属事務所による厳重注意と書面による反省、なるものは、世間的なペナルティーとしてはゼロに等しい処分です。
「スルンスルン」のひと言の抑止力は相当なもの。主要芸能メディアの沈黙は続きます。
<取材・文/間垣ジェーン美瑠>