2月11日、東京・渋谷にあるライブハウスで、昨年8月以来となる元『光GENJI』赤坂晃のソロライブが行われた。この日発売となったCDの収録曲を中心にスタート。30分ほどが過ぎたとき、光GENJIのデビュー曲『STAR LIGHT』を歌い始めると突然、諸星和己がステージに現れ、ふたり一緒に歌いだした。
「事前に赤坂クンが“スペシャルゲストが来る”って言っていたから、ファンの間では“もしかして?”と話題になっていたんです。でも、まさか諸星クンとは。サプライズでした」(ファンのひとり)
光GENJIに“親子の話”は禁止だから
驚くのも無理はない。このふたりといえば、グループの中で“いちばん遠い関係”としてファンには知られていた。
「年の差もありますが、ふたりは性格的に正反対。社交的でアピールが強い諸星さんと、人見知りで余計なことを言わない赤坂さんが話をしているのを見たことは、ほとんどありませんでした。グループ時代に諸星さんと山本淳一さんと佐藤アツヒロさんが3人で取っ組み合いの大ゲンカをしたことがありましたが、そのときも赤坂さんはそーっとその場を立ち去ったそうです」(芸能プロ関係者)
ファンの絶叫が会場にこだまする中、歌い終えた諸星の痛烈なトークが始まった。
「赤坂と一緒に歌うのは24年ぶりよ。でも、お客さんに“親子連れで来てくれてありがとう”なんて言っちゃダメ。いま、光GENJIに“親子の話”は禁止だから(笑)」
大沢樹生が長男として育てた男性が1月29日に傷害容疑で逮捕されたニュースを受けてのブラックジョーク。さらに話題は“'20年に活動休止”を宣言した『嵐』に。
「俺たちぐらいになると、“あそこの事務所”の先輩ですから、なぜ休止なのか、なぜメンバーが自由な時間がほしいのか、わかるわけよ!」
そう語ってみせる諸星だが、週刊女性は以前、光GENJIの復活が近いと報じたことも。
「昨年からユーたちはさ、光GENJIが復活するかもって、盛り上がってんじゃない? でも、年月がたち、こうやって一緒のステージに立てたりメンバーとも7人で会ったりで、うれしいよな!」
諸星の発言にファンは大興奮。赤坂も「一緒にライブをしましょう!」とノリノリ。ふたりは代表曲『ガラスの十代』も熱唱した。
「光GENJIの復活は難しいでしょうね。現在も2人がジャニーズ事務所に在籍中で、グループ名を使用して活動するには事務所の許可が必要ですから」(前出・芸能プロ関係者)
さらに壁はある。赤坂と諸星が歌った前日と同日、都内の別の場所で、元メンバーの佐藤寛之と山本淳一もそれぞれライブを行っていた。ステージに立つなら、4人一緒でもよさそうだが……。
「なんかやろうよっていう話はあったけど、彼らとは音信不通なんだよね……」
と、赤坂はライブで明かしていた。ライブ終了後、タクシーに乗り込む赤坂を直撃し光GENJI復活の可能性について聞くと、「どうなんでしょうね……」と、小さな声で首をかしげる仕草で去って行った。