いまだ開催をめぐる議論や調整が進まない、東京オリンピック・パラリンピック。
本来開催される予定だった昨年、テレビ各局の五輪関連番組のメインMCが誰だったか、覚えているだろうか。
NHKは嵐、出演の可能性は?
まずNHK。もともとは昨年末で活動休止、事実上の解散状態となっている嵐を「スペシャルナビゲーター」として起用する予定だった。しかし五輪はコロナによって延期され、嵐は予定どおり2020年の12月31日をもって活動を休止。では、もし五輪が開催されるとなった場合、NHKのナビゲーターは、どうなるのだろうか。スポーツ紙放送担当記者が言う。
「昨年、五輪のテーマ曲として米津玄師作詞作曲の『カイト』が発売されました。そのため、曲の使用はもちろん、芸能活動をお休みしている大野(智)くんをのぞく4人が再集結したり、リレー形式などでそれぞれが競技ごとにリポートやインタビューなど担当するという可能性も、なくはないのではないでしょうか」
まさかの“5分の4嵐”が再集結ということになるのなら、NHKの五輪番組への注目度も高まることは間違いない。
さらに、嵐のメンバーとジャニーズの後輩を組ませるパターンも考えられると、前出の記者は続ける。
「『VS嵐』の後継番組としてスタートした『VS魂』(フジテレビ系)には、相葉(雅紀)くんのほかに風間(俊介)くんはじめ、佐藤勝利くんに藤井流星くん、岸優太くん、そして美 少年の浮所(飛貴)くんらが出演しています。二宮(和也)くんが始めたYouTubeチャンネルや、櫻井(翔)くんと相葉くんが出演するサイダーのCMも、Hey! Say! JUMPの山田(涼介)くんなど後輩が嵐のメンバーと共演するなど、嵐と後輩という組み合わせが増えています。そうなると、NHKの五輪番組も、嵐のメンバーと後輩を組み合わせるという可能性も考えられます」
後輩の中で、抜擢される可能性が高いのは、山田涼介、Sexy Zone中島健人、King & Princeの平野紫耀の3人が有力だと言う。なぜならこの3人は、昨年、新型コロナウイルス感染拡大防止のための、ステイホームや医療従事者への感謝のメッセージ映像に出演し、NHKで放送された顔ぶれでもある。
「五輪開催とコロナ対策は、もはやセットといっても過言ではありません。そういう意味でも、コロナ対策を呼びかけた彼ら3人が五輪関連の番組も担当するというのは、非常に意味のあるキャスティングにつながると思います」