プロが厳選!見直すべき家計費10選
第1位 資産運用
超低金利の今、貯蓄だけで耐え忍ぶのは厳しい。初心者でも金融のプロに任せて少額から始められる「投資信託」などから始めてみては。投資で得た利益分にかかる税金を非課税にできる「NISA」や、私的年金制度のひとつ「iDeCo」といった優遇制度を利用するのも手。
「とはいえ、投資や資産運用はそれなりに知識が必要でリスクもあります。怖いと思う方も多いと思うので、『余裕があれば試してみる』くらいでOK」(黒田さん、以下同)。無料相談窓口を設けているFP事務所などもあるので、気になる方はリサーチを。
第2位 生命保険・火災保険
意外に多い内容カブリ保障と補償は「欲しいもの」だけに
長年、保険内容の見直しをしていない場合、今の自分のライフスタイルにそぐわない可能性も。生命保険などの保障や火災保険の補償が、本当に必要な内容なのかどうか、保険をかけた範囲の重複の有無もチェックしよう。
また、ダイレクト型保険(ネット保険)のほうが対面契約よりも保険費用が安く済む。コストカットできるので検討して。
第3位 通信費
プランの見直しで劇的節約も夢じゃない!?
毎月、結構かかる通信費。「格安スマホ」は、大手キャリアの回線を“借りる”ことでコストを抑える料金プランを打ち出している。現在使用している端末をそのまま利用すれば、劇的に通信費を浮かせることが可能。今すぐ乗り換えられないなら、料金プランを見直して。不要なオプションを削るのも効果大。使っていない有料コンテンツも解約を。
第4位 日用品費
必要分だけそろえて家の中までスッキリ
トイレットペーパーなどの消耗品や掃除用具、衛生用品などの日用品は、つい買いだめする人も多い。「生活に欠かせないものは考えなしに買い物しがち。使い切れる分だけを買いそろえるのがスマート」。
いちばん理想的なのは、お店のセール期間を見計らって買い出しをすること。ドラッグストアが行う期間限定セールやクーポン配布、「雨の日セール」のような店独自のおトク情報も把握しておきたい。
第5位 外食費
自炊&クーポン利用で健康&コスパ両方クリア
総務省の家計調査によれば、一世帯あたりの外食費は年間平均で14万円超。食費を抑えるなら外食の回数を減らして自炊するのがいちばん確実だ。栄養バランスに気を使うようにもなるので、健康管理やダイエットにもつながり良いことずくめ。「外食したくなったら、各都道府県で販売されているGo To Eatの食事券などを利用して賢くトクしましょう」