湯通しでキャベツの食べやすさがアップ!

 ではなぜ、生ではなく“湯通し”したほうがいいのか。

「キャベツを湯通しすることには、たくさんのメリットがあるからです」

食べやすくなる

 生のキャベツは意外にかたい部分もあるので、口の粘膜を傷つけるおそれがある。湯通しすることでキャベツがしんなりして、やわらかい食感になり、歯が悪い人や高齢者でも無理なく食べられる。

一度にたくさん食べられる

 湯通しキャベツは、生のキャベツよりもカサが減り、量がたくさん食べられるため、満腹感が持続。間食や空腹後のドカ食い防止にも。

甘みが増して腸活効果も

 湯通しすることで、キャベツの葉はしっとり、茎の部分はシャキシャキするなど、程よい食感に。青臭さも減り、キャベツに含まれるオリゴ糖の甘みが増して、生でとった場合より腸内細菌のえさに利用されやすく、腸内環境の改善にも有効。
キャベツについている農薬や雑菌を落とせる

 キャベツは土に接して生育するため、葉に土や雑菌が付着しやすい。害虫もつきやすく、畑では農薬の散布が必須になる。湯通しにはキャベツの葉に付着した雑菌や農薬などを洗い流す効果もある。

 湯通しをすると、キャベツの栄養成分が壊れたり、流れ出てしまうのでは?

「キャベツに含まれるファイトケミカル(※)や食物繊維は熱に対して強く、湯通しをしても壊れにくいです。ビタミン類は、短時間の湯通しではそれほど減りません」
※野菜が、紫外線や害虫などから自らを守るために作り出した成分。強い抗酸化作用を持つ