放送中のドラマ『トリリオンゲーム』(TBS系)で主演を務めるSnow Manの目黒蓮。連続ドラマの単独初主演ながら、堂々たる演技を見せている。
「目黒さん演じる主人公・ハルが相棒と共にゼロから起業し、成り上がっていくというストーリー。役柄について、放送前は“自分自身とは真逆のキャラクター”と不安だったようですが、原作漫画のファンも納得の仕上がりです」(テレビ誌ライター)
ハルはコミュニケーション能力に長けた“陽キャ”で、確かに目黒のイメージにはそぐわない。しかし、両者は“成り上がり”を目指したという点で共通している。
「フジテレビ系のドラマ『silent』で社会現象を起こし、アイドルとしても成功を収める目黒さんですが、ジャニーズJr.時代は目立たない存在だったそう。事務所内部では“目黒はデビューできない”と見られていたとか」(スポーツ紙記者、以下同)
そんな目黒に転機が訪れたのは20歳ごろのこと。
「事務所を辞めることを考え始めたときに、一般人の友人に相談したところ“中途半端に辞めたら社会に出ても変わらない”と言われ、思い直したそう。それから、目標を書き記した“夢ノート”を作ってアイドル活動に向き合い、デビューをつかみ取ったのです」
退所が頭をよぎった当時、所属していたのは現在のSnow Manではなく、2016年に結成された『宇宙Six』というユニット。
「『宇宙Six』に加入後は、見違えるほど積極的でした。“デビューしたいから、もうなんでもいいからアピールするわ”と口にしていたのを覚えています。ただ、デビューに対してほかのメンバーとの温度差も感じていたみたいですね」(制作会社関係者)
ドラマでも共演する仲良し元メンバー
今ではSnow Manとして成り上がった目黒とは対照的に、『宇宙Six』はメンバーの脱退が相次ぎ、2020年に解散。そんな中でも、元メンバーだった原嘉孝とは今でも親交があり、『トリリオンゲーム』で共演もしている。
「目黒さんと原さんは、ファンの間で“はらめぐ”と呼ばれるほどの仲のよさ。ブレイク前から2人で渋谷にある焼き肉店に通っていたらしく、そこで“マイトング”を作ったことも。店の名物である『はみ出るカルビ』をもじって、原さんは“はみ出るわき毛”、目黒さんは“はみ出るあご”という名前でトングに刻印も入れていました(笑)」(前出・スポーツ紙記者)
人気者になったゆえに、こんな出来事も。
「お客さんのマイトングは店舗で保管していますが、目黒さんのトングだけいつの間にかなくなってしまうんです。誰かが持ち出したんでしょうか……以前、テレビのスタッフが番組で使うために取りにきたことがあって、新しく作り直しましたよ」(お店の従業員)
目黒のトングの価値は、ファンにとってトリリオン!?