行方不明になったという虚偽の書類

 さらに、この訴訟によって、ホーユーと監理団体の連名でベトナム人女性が行方不明になったという虚偽の書類が作られ、管理団体がベトナムの実習生を送りだす機関から違約金として、2000ドル(当時のレートで約22万円)を受け取ったという。

 今回の業務停止状態になったことについては、原材料の高騰に対して値上げができないというやむを得ない事情があったのかもしれないが、‘16年ごろから実習生から不当に“搾取”するほど経営が苦しかったのか。

《ホーユーの金払いの悪さは業界では有名やったよ》

 といったSNSへの投稿も見られた。

 現在、ホーユーのスタッフがボランティアで食事の提供を続けている学校もあるという。一刻も早く、安心して食にありつけるようになってほしいものだ。