「2015年といえば、上重アナの“不祥事”が発覚した年ですね。大手スポンサーの関係者から約1億7千万円を無利子で借り受け、さらには高級外車を供与されていたんです。日本テレビは“厳重注意”の処分を下したのみでしたが、2016年には『スッキリ』のMCを降板しました。

 この1件で上重アナへの世間からのイメージは、大きく損なわれてしまったわけです。『アナウンサーランキング』にランクインしていないことが、なによりもの証左でしょう」

《フリーになっても需要も仕事もない》

 実際、同じ日に退社を発表した上重アナと藤井アナへの反応は“真逆”だった。

 藤井アナへは、

《藤井アナには好感しか持てませんでした》

《何気ない言葉にずいぶん救われました》

《フリーになられても、テレビ界での藤井流で頑張っていってほしい》

藤井貴彦アナ(日本テレビ公式ホームページより)
藤井貴彦アナ(日本テレビ公式ホームページより)
【写真】パツパツなTシャツで会見に出てしまう上重アナの後輩・水卜アナ

 などと、応援の言葉で溢れていたのに対し、上重アナについては、

《フリーになっても需要も仕事もない》

《別に観たいと思ったことはないかな。上重さんじゃなきゃダメなんて場面を感じたこともないしな》

《退社して大丈夫?この人は日テレ社員として裏方仕事に異動した方が良いのでは?》

 と、辛辣なコメントばかりが目立ってしまった。

 “スッキリ”しない門出になったが、是非その実力で見返してほしい。