“黒塗りスパイク”
その後、PUMAはさらなる対応を。
「ほかの3選手のインタビューは伊東選手を外す形で残っていたのですが、現在ではページ自体削除されています」
サイトから伊東を削除した理由は。PUMAに問い合わせると以下の回答があった。
「今回の報道を受け、現在報道の内容について事実確認を行っております。個別案件の対応についてはお答えしかねます」(PUMA広報)
現状の契約については、「個別の契約についてはお答えしかねます」というものだった(セゾンカードからの返答はなかった)。
しかし、伊東とPUMAの契約は現在も継続中のもよう。前出のサッカーライターは、
「復帰戦での伊東選手はこれまでと同じPUMAのスパイクでした。契約が打ち切られればPUMAからスパイクは提供されず、履くこともできません。サッカー選手はスパイクの契約が切れると、メーカーロゴを黒く塗りつぶした“黒塗りスパイク”を履くことがあり、それが“今、契約しているメーカーがない”ことを意味する慣習があります。
契約問題でPUMAを履けない状況となったら、すぐに足に合うスパイクを用意するのも難しいので、もしかしたら黒塗りスパイクかもしれないと思いましたが、変わらないということは継続中なのでしょう」
次回のW杯は2026年。そのとき、伊東のスパイクは。また、そのピッチに伊東の姿は─。