2007年8月下旬、Cocomiの“入学式”にあたるスクール初日に付き添った工藤静香
2007年8月下旬、Cocomiの“入学式”にあたるスクール初日に付き添った工藤静香
【写真】Cocomiの“入学式”でパープルタンクトップの衝撃、自由すぎるコーデの工藤静香

 しかしながら、おめかしした娘たちとは対照的に、色褪せたジーンズにヴィンテージ風のベルトを合わせ、足元には緩めのロングブーツ。サングラスに大きなリングピアスをつけ、何よりも目についたのは、肩や胸元を大きく露出させるパープルのタンクトップ。そこにシルバーのバッグを合わせる“静香コーデ”だった。

そもそも“入学式”の概念がなかった

 おおよそ“入学式”とは思えない普段着の彼女に、取材にあたったカメラマンも驚いては「ちょ、待てよ!」と言ったとか、言わなかったとかーー。

「“タンクトップ”はどうかわかりませんが(苦笑)、“本場”のインターナショナルスクールでは珍しい光景ではないんですよ。日本人も多く在籍するスクールでは入学式を行うケースもありますが、基本的に入学式はおろか、年間行事として始業式や終業式もないのが一般的。つまり保護者が着飾る必要がないんです」(前出・ライター、以下同)

 たしかに静香だけでなく、外国人保護者もほぼ全員が普段着といった装いで、Cocomiと同じスクールに入学した長女に付き添った木梨憲武と安田成美も同様。木梨に至っては短パンだった。

「その代わり、よく海外ドラマでも見かけるように卒業式は日本よりも派手に行われます。それでも保護者はスーツを着込むことはなく、やはり普段着で見守っています。みんな子どもを見にくるのであって、他の保護者の“入学式コーデ”どころか、職業や収入等のステータスを気にする人もいないのかもしれません」

 木村と静香がインターナショナルスクールを選んだ理由もそこにあったのかもしれない。