“観る将”からも集まる支援

 オフライン、つまり生観戦。寄付金としては100万円(オンライン視聴では1万5000円)だが、将棋界のスーパースターである両雄の対局を拝めるという貴重すぎるチャンス。むしろ安いかもしれない!?

「グッズとしては、『コンドウアキ×羽生善治九段コラボグッズ』も注目の返礼品です。人気イラストレーターのコンドウアキさんがクラウドファンディングのために、羽生善治九段をモデルにしたキャラクターを描き下ろしたグッズを多数用意しております」

 うさぎ飼いの羽生九段をモチーフにしたキャラで、なんとも癒される仕上がり。こちらは写真のピンズ(寄付金1万5000円)などのグッズがあり、羽生九段の妻、理恵夫人も《うさぎ×羽生善治(53)で、こんなにゆるくかわいいなんて、感激》と絶賛している。在庫が心配のあまり、クラファンのサイトから目が離せなくなりそうではないか。渋いところでは……。

「第1期から用意している新東京・将棋会館に掲示できる『寄付者銘板コース』もすでに1500人以上の方にお申し込みいただいております」

 千駄ヶ谷の“新・将棋の聖地”にわが名を刻めるなんて、ファンには夢のよう!

「今回の試みでは“観る将”と呼ばれるライトな将棋ファンの方や、将棋にあまり興味をお持ちでなかった方からも幅広くご支援をいただいております。今期、1億円を目標に掲げておりますが、物価上昇等で総工費も当初の予定を上回っております。1人でも多くの皆さまを新会館完成の形でお迎えすべく、目標達成後もご支援を募ってまいります」

 今年9月に予定された『新東京将棋会館内覧ツアー』や、実際に将棋会館で使われていた座布団カバー『サイン入り座布団(ムアツ)』などの数量限定品はすでに在庫なしの状況。欲しい返礼品には今すぐ寄付の一手を!