だが、愛之助には“崖っぷちアイドル”熊切あさ美という恋人が。ところが、愛之助サイドは「別れた」と関係を否定。「一緒に住んでいます」と主張する熊切サイドとの間に真っ向から言い分が食い違っているのだ。
「あさ美ちゃんは友達らと大阪で立ち上げた『愛之助を応援する会』で6月公演のチケットを100枚近く購入しています。愛之助さんの力になろうとしていたのに……」(大阪の後援会関係者)
愛之助と熊切の交際は2年半にも及び、本人たちのオノロケ発言もあいまって、いわば世間公認の仲。女性関係にうるさい歌舞伎界での反応も、悪くはなかったはずだ。
「稽古の出来が悪かったとき、養父の片岡秀太郎さんから色恋に浮かれているからではないかと“お付き合いNG”が出てしまったことが。その後、愛之助さんは見違えるような演技を見せ、秀太郎さんは熊切さんとのお付き合いを認めていましたが」(梨園関係者)
実際、大阪に拠点を置く愛之助が上京時に泊まっていたのも熊切のマンション。
「3月末に愛之助さんと会ったら、気さくに“おはようございます”と挨拶をしてくれましたよ。ここで同棲しているのは有名ですね」(マンションの住人)
4月には、愛之助が名古屋で公演を行ったが、
「あさ美ちゃんは、仕事で忙しく睡眠時間が2時間ぐらいしかない愛之助さんの体調を気遣っていました。名古屋に行っているときもお互いに連絡を取り合っていたそうです」(熊切の友人)
これはいったい、どういうことなのか?
5月28日、都内のホテルから事務所の車に乗り込もうとする熊切を記者は直撃したが、「何も答えたくありません」と、すでに涙声になっている。
――『ミヤネ屋』(読売テレビ系)では、司会の宮根さんが愛之助さんから“4月くらいに別れた”と聞いた、と言っていましたが?
「ビックリしました。本当に寝耳に水という感じです」
――紀香さんとの交際を否定しましたが、熊切さんと付き合っているから?
「もう何がなんだかわからないんです。すいません」
そう言うと、小走りで車の中へ。彼女が“わからない”状況になってしまった原因は、愛之助が電話で別れ話をすませようとしたからとも。
「愛之助はいつも、ちゃんと女性に別れを伝えないんです。なし崩し的なお付き合いの仕方をしてしまうから、このような結果を招いたのでしょう」(愛之助の知人)
3年前にあった元・宝塚女優の愛原実花との破局も、似た状況だったそう。ただ、そうなるには’11 年2月に発覚した隠し子問題が影響しているという。
「10年以上前に大阪でホステスをしていた女性との間に生まれた隠し子は今、中学生ぐらいなのですが、彼が成人するまで自分は幸せになってはいけないという気持ちが愛之助さんにはあるようです。そのため付き合っている相手がいるとしても、結婚には踏み込めないそうです」(前出・梨園関係者)
結婚を望む女性にとっては、厄介な事情だが……。そのあたり、尽くすタイプとはいえ熊切は平気なのだろうか。
「熊切さんは愛之助さんのワガママを何でも受け入れてしまうんです。だから彼が浮気をしたり一時的に別れたとしても、結局は彼女のもとに戻るんです」(前出・梨園関係者)