ファッションやメイク、ライフスタイルが多くの女性から支持されている紗栄子。一方、 ダルビッシュ有など多くの有名人と浮名を流すことから、アンチも多い。いろんな意味で多くの人の心を掴む紗栄子について、高須クリニック・高須院長に話を聞いた。
――通販サイト『ZOZOTOWN』を運営するスタートトゥデイ社長の前沢友作氏と交際宣言をして話題です。一方、ネット上では以前から整形疑惑などでバッシングの対象にもなっています。院長の目から見てどう思いますか?
「(デビュー当時から現在までの写真を見て)顔は変わっていないね。仮に整形をしていたとしても、大がかりな整形ではない。メイクが上手になっているだけだね。女性は自分たちとかけ離れれば離れるほど、嫌いになる人が多いから、玉の輿に乗った人を叩き落としたいだけじゃない?」
――前沢氏とプライベートジェットで米フロリダ州のオーランド旅行に出かけたことを自身のインスタグラムで報告して、こちらも話題になりました。
「これはチャーターでしょ? なら往復3000万円ぐらいじゃないかな。だから、大勢で行ったらチャーターしたほうが安いんだよ」
――それは意外ですね。
「しかし、プライベートジェットを所有していた僕の友人はみんな消えたね。プライベートジェットって、乗る回数のわりに維持費がすごくかかるんだよ。常にパイロットをキープしておかないといけないし。だから、1回単位でみると高くても、長い目でみたらチャーターのほうが安くつく」
――ちなみにプライベートジェットは快適なんですか?
「全然。小さいから揺れるし。優越感に浸れるのは、乗り降りの時だけ(笑)。降りてきたときに赤絨毯とか引いてくれればいいけど、それがなかったら、優越感も感じられないし。普通の飛行機のほうが快適でいいよ」
――ではなぜ、こういうセレブたちはプライベートジェットを利用するんでしょう。
「時間がない人や広い大陸内を移動するなら、プライベートジェットのほうが便利。でも、日本から海外に行くなら乗り心地も悪いし、安全面でも普通の飛行機を利用したほうがよっぽどいいけどね。どんな立派なヨットに乗るより豪華客船のほうが安全で乗り心地が良いのと一緒。だから日本から乗っていくのはバカ」
――辛らつですね。
「総理大臣もプライベートジェットで海外へは行かれないでしょ? それは危険だからだよ。こういう人たちはチャーターしたり、所有しているのを自慢したいだけ。プライベート空間を保ちたいなら、ジャンボジェットのファーストクラスを貸し切ったほうが快適だよ」
――なるほど。
「だから今後、プライベートジェットを利用して自慢している人を見たら、“愚かだな~”って笑えばいいよ(笑)。でもそういうのを喜んでいるバカなところが、男性から見たら可愛い部分なのかもしれないけどね」
<プロフィール>
高須克弥(たかすかつや):1945年愛知県生まれ。高須クリニック院長。医学博士。昭和大学医学部卒業、同大学院医学研究科博士課程修了。脂肪吸引手術など世界の最新美容外科技術を日本に数多く紹介。金色有功章、紺綬褒章を受章。『その健康法では「早死に」する!』(扶桑社)、『筋と義理を通せば人生はうまくいく』(宝島社)。高須院長Twitterアカウント@yes_jinsei