風もなく、ポカポカ陽気に恵まれた1月のとある週末。東京・秩父宮ラグビー場では、『第54回 日本ラグビーフットボール選手権大会』の決勝戦が開催されていた。
「ジャパンラグビートップリーグという全国社会人ラグビーリーグから3チームと、大学日本一の計4チームが激突。決勝では、前年覇者『パナソニック ワイルドナイツ』とトップリーグ王者『サントリー サンゴリアス』がそれぞれ、大会2連覇と今季2冠をかけて熱戦を繰り広げました」(スポーツ紙記者)
ラグビー日本一が決定する大一番とあって、会場は2万人を超える観客で超満員。声援を送る人々の中にはなんとあの意外な人もいたという。
「嵐の櫻井翔さんが座っていたんです。スタンド後方でマスクをして試合を観戦していましたが、大きな声を上げるような様子でもなく、冷静に試合を見つめているような感じでした」(目撃した観客)
実は“ジャニーズ”という肩書からは想像しがたいが、小学校高学年の2年間、ラグビー部に所属していたのだ。
「5年生で部活動に入り、ポジションはスクラムハーフだったそうです。母校でもある慶應義塾大学は、日本で初めての学生ラグビーチームとして知られる超名門。大学時代も早稲田大学との慶早戦などの応援に出かける人が多かったので、櫻井さんがラグビーに触れる機会もあったと思いますよ」(芸能プロ関係者)
大学時代の同級生には、かつてラグビー日本代表でキャプテンを務めた廣瀬俊朗選手がおり、櫻井も自身がキャスターを務める日本テレビ系『NEWS ZERO』で取材もしている。プライベートで会うこともあるようだ。
「この決勝でも廣瀬さんは、NHKの放送の副音声を務めていたので、久々の再会を果たしたかもしれませんね」(前出・芸能プロ関係者)
そして、マスクをした櫻井の横には、彼よりも明らかに体格のいい若い男性の姿が……。この人、いったい誰?
「実は、櫻井くんは弟さんと2人で会場を訪れていたんです。弟さんは現在、大学4年生で、慶應ラグビー部に所属していました。両チームにOBの選手もいたため応援に駆けつけたのでしょう」(前出・目撃した観客)
弟も中学生からラグビーを始め、兄のラグビーボールを使って練習していたという。
「当時は櫻井さんが新しいボールを買ってあげたり、今でも毎年お年玉をあげたりと、弟さんをかなり溺愛しているんです。兄弟水入らずでラグビーを観戦できたのは、とてもうれしかったでしょうね」(前出・芸能プロ関係者)
櫻井の弟は3月で大学を卒業する。2人で仕事の話に花を咲かせる日もすぐ。