5月5日、GWでにぎわう都内のマクドナルド。そこに今話題のカップルが現れたことで、店内はザワついた。
「注文待ちの列に神田沙也加さんが並んでいたので、びっくりしました。神田さんはマスクもしていなかったので、すぐに彼女だとわかりましたよ。奥の席に座ると、しばらくして旦那さんで俳優の村田充さんが入ってきました。ペアルックでかなり目立っていましたね」(居合わせた客)
ふたりは白いTシャツに同じ色のダメージジーンズ。靴も同じブランドのホースビットつきのスリッパと、まさに“新婚さんいらっしゃ〜い”状態の全身ペアルックだったのだ。
「神田さんはハンバーガーとドリンクを、村田さんは飲み物だけでしたね。ふたりは黙々と食事をしていて、お店に入って10分ほどで“じゃあそろそろ”“うん”と短く会話してお店を出ましたよ」(前出・居合わせた客)
急いで向かった先は新国立劇場。友人が出演する舞台を一緒に見にきたのだ。4月26日に結婚発表をしただけに、もう人の目を気にすることもないのだろう。
「結婚発表後の沙也加のインスタグラムには、彼女と村田と父親である神田正輝とのスリーショットがアップされました。ですが、母親の松田聖子はコメントすら発表しませんでした」(スポーツ紙記者)
沙也加といえば、聖子プロデュースで『SAYAKA』として'99年にデビュー。高校卒業と同時に芸能活動を休止するが、約1年後の'06年に神田沙也加として復帰する。
「沙也加さんが高校生のときは、学校を何度も転校するなど、母娘関係で本当に悩んだときでした。実際、家出してアパートでひとり暮らしをしていましたから。
そのとき、父親の神田さんを頼ったんですが“聖子ともめたくない”という理由で突き放されてしまったんです。両親に頼れないことがそうとうショックだった。彼女は今でも母親のことを“聖子さん”と呼んでいますから」(沙也加の友人)
だが、'14年に公開された映画『アナと雪の女王』の王女・アナ役の吹き替えで一躍、脚光を浴びることになる。
「彼女は交際していたギタリストとバンドを結成。それまでは、聖子の母親と同居していたんですが、そこを飛び出して半同棲生活をスタートさせるのです。つまり、『アナ雪』で“聖子離れ”をする自信がついたのでしょう」(レコード会社関係者)
そして、注目すべきが結婚とほぼ同時に発表された新事務所設立。聖子が作った事務所から移籍するという。
「実は、新しい事務所も前の事務所も社長は聖子のお兄さんですし、住所も同じ。なのに、新しく“沙也加の事務所”として立ち上げたワケは、そこに神田正輝が入るからだそうですよ。さすがに、別れた妻の作った事務所に入るのは抵抗があるのでしょうが、娘のところなら問題ないでしょう」(芸能プロ関係者)
ここに来て、頻繁に沙也加のインスタに神田が登場するのはそんなワケが……。
「神田が所属する石原プロは内紛もあり、彼を応援していた役員も、先日、クビになってしまった。最近は裕次郎さんの命日以外は、事務所の行事にも顔を出してなかったからね。そういう意味では、彼が娘の事務所に移籍したとしても、何の不思議もないですよ」(芸能レポーター)
そこで、真相を確認するため、店から出てきた沙也加を直撃した。
─ご結婚おめでとうございます。松田聖子さんに結婚の報告はされたのでしょうか?
「すいません、開演時間なので……」
─沙也加さんが立ち上げた事務所に、お父さまの神田さんも入るのは本当ですか?
「…………」
質問には無言だったが、どことなく晴れやかだった。5月13日には結婚パーティーが開かれるとも。はたして、聖子と神田は姿を見せるのだろうか……。