6月28日にタレントの小島瑠璃子と、漫画『キングダム』の作者・原泰久氏との破局が報じられた。
「スッパ抜いたのは『スポニチ』で、なんでも福岡県を拠点とする原氏との遠距離恋愛によるすれ違いが原因とのこと。昨年7月のコロナ禍での熱愛発覚後、度重なる緊急事態宣言によって福岡と東京を行き来するのも難しくなったことも影響したようです。
また19歳という年齢差もあってか、互いの価値観や気持ち、そして結婚観にもズレが生じていたのかもしれません」(ワイドショー・ディレクター)
もともと『キングダム』の大ファンだったという小島が、原氏と初対面したのが2018年末のこと。とある番組の企画で同氏の仕事場を訪れると、小島は「お会いできてうれしいです」と本人を前に感激して号泣。この時、妻と3人の子どもがいた原氏だったが、熱愛をスクープされると2020年3月に離婚していたことを報告したのだ。
しかし、人気漫画家と好感度タレントの恋路は祝福された、とは言い難い。芸能リポーターが解説する。
「ふたりの交際開始時期などが明かされなかったこともあり、ネット上では小島の“不倫・略奪”が疑われ、バラエティ番組に引っ張りだこだった人気タレントのイメージは一転。“不倫”に敏感なスポンサーの手前、彼女の起用に二の足を踏む局もあったと言います。
とはいえ、お相手は累計発行部数8000万部(電子版含む)の作品を生み出した超人気漫画家。その資産は数十億円ともいわれているだけに、いくら批判されようとも結婚すれば“玉の輿”に乗れるわけですから、こじるりにしてみれば気にすることでもなかったのでは?」
“二股”疑惑に不信感を抱いた
では、なぜ交際はうまくはいかなかったのか。コロナ禍で会うこともままならなかったというが、リモートでも愛を育める時代だ。
「漫画家という特殊な仕事柄だけにマイペースで仕事をする原先生は、自分の都合で彼女に電話をかけていたみたいですね。こじるりにも仕事や生活があるわけですが、その配慮もなく毎日、時には2時間以上の長電話をすることもあったとか。
そして彼女と並行して、別の元アイドルとも交際していた“二股”疑惑を『週刊文春』に報じられたことも、原先生に対する不信感を募らせる一因になったのかもしれません。
当初は才能を含めて原先生に惹かれるも、やはり憧れと現実はかけ離れていたのかもしれません。特に10代で芸能界入りし、わき目もふらずに芸能界でのし上がってきただけに、自分の人生を投げ打ってまで交際を続けるような相手ではない、と気づいたのではないでしょうか」(芸能プロマネージャー)
実は破局報道が出る5日前、小島は自ら匂わせていた節がある。6月23日放送のバラエティ番組『あちこちオードリー』(テレビ東京系)に出演した彼女は、「オードリー」や「ニューヨーク」とトークに花を咲かせたのだが、
「かつては出演番組で交際順調アピールをしていた彼女ですが、この番組ではいっさいそれに触れずに、“自分で立っているのが好き”“自分で稼ぎたい”などとやたらと“自立”を主張していました。
さらにはプライベートで幸せになると、その反動で“仕事が揺らぐのが怖い”と、原氏との交際が仕事に影響したかのような物言いもしていたのです」(前出・芸能プロマネージャー)
私、誰と結婚したらいい?
そして、ついにはこんな“愚痴”も吐露していた小島。
《私、誰と結婚したらいいんですかね? 今までコツコツ、プライベートの楽しい時間も自由もぜんぶ犠牲にして、でも(仕事が)好きだから、バラエティ愛してるからやってきてる。これを邪魔しない結婚って何? ムズッって思っちゃって。なるべくいい人を好きになれたらいいな》
「この時すでに、“交際イジりはNG”というお達しがあったのでしょう。ニューヨークの屋敷(裕政)が、こんなおいしいネタをイジらないはずはありませんから(笑)。おそらくはスポニチさんのスクープも、この番組がきっかけではないでしょうか。
原先生との交際で“玉の輿”に乗り損ねたどころか、“好感度タレント”としての価値も下げてしまったようにも思えるこじるり。それでも、持ち前のグイグイ食い込めるガッツでまた芸能界での居場所を確保していくと思いますよ」(前出・芸能プロマネージャー)
また“こじるり無双”なるか。