「こういう日ぐらいは、ほんまお母さんとかお父さんに“ありがとう”とか気持ちを伝えてみてはいかがかな」
1月12日に放送されたラジオ番組『レコメン!』(文化放送)で、新成人にそうアドバイスしたのはジャニーズWESTの桐山照史。
17年ぶりにジャニーズ事務所の成人式が復活したことにも触れ、「その子らからしたら、俺ら15歳くらい違う」と、時の流れの速さを語っていた。
「2014年にCDデビューしたジャニーズWESTは、来年でデビュー10周年。近年は、メンバーそれぞれの活躍の場も増える中、特に演技力が高く評価されているのが桐山さんです」(テレビ局関係者)
2015年にはNHK連続テレビ小説『あさが来た』に出演し、脇役ながらも存在感を発揮。2021年1月からは、単独初主演となるドラマ『ゲキカラドウ』(テレビ東京系)が放送され、大阪本社から東京支社に異動となった飲料メーカーの営業マンを好演した。
「“世知辛さ”と対峙しつつ、激辛料理を食べて気合を入れながら成長していく物語です」(テレビ誌ライター)
テレビ東京のグルメドキュメンタリードラマといえば、松重豊主演の『孤独のグルメ』が有名だが、『ゲキカラドウ』も同じく、実在する飲食店で撮影されている。
「激辛メニューと評判になっている店の料理が本当に辛いのか、実際にスタッフが食べる下調べをしてから撮影交渉をするので、手間がかかるんです。激辛料理を食べるのは身体への負担が大きく、撮り直しができないのも難しいポイント。ただ、がっしり体形の桐山さんが一生懸命食べる姿は絵になりましたね」(制作会社関係者)
念願のシリーズ化で目指すは“巨匠”
体当たりの演技については、コラムニストのペリー荻野さんも太鼓判を押す。
「激辛料理を食べながら汗をかいているのに清潔感があり、さらに料理の美味しさを表現できていたのは見事でした。食べっぷりのよさももちろんですが、『ゲキカラドウ』はあくまでお仕事ドラマ。会社の上司や後輩との食事を通して、主人公が成長していくのが見どころです。チームの連帯感や体育会系のまじめさが、普段の桐山さんと重なる部分もあり、視聴者は自然と応援したくなったのでは」
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「今年4月クールで『ゲキカラドウ』の続編が放送される予定です。撮影は昨年10月に始まったのですが、桐山さんは気合十分。というのも、彼は『孤独のグルメ』の大ファンで、『ゲキカラドウ』のシリーズ化は放送当時からの悲願だったんです。このキャラが定着すれば“ポスト松重豊”の座も夢ではないかと」(前出・制作会社関係者)
テレビ東京に『ゲキカラドウ』の続編放送について問い合わせたが、「今後の番組編成に関するご質問については、お答えしておりません」とのこと。
“おいしい”ポジションを狙って突き進め!