いよいよ、中森明菜の完全復活が近づいている――。
「2024年1月2日に衛星放送の特別番組に出演します。テレビ出演は、2015年1月に放送された紅白出場の舞台裏に密着したNHKの特別番組以来、実に9年ぶり。いったい何を語るのか、注目が集まっています」(スポーツ紙記者)
中森明菜の完全復活はもうすぐ?
2017年12月に開催したディナーショーを最後に活動休止状態だった明菜。沈黙を続けていたが、2022年8月に新たな個人事務所を設立して、再始動を宣言していた。
「2022年で明菜さんはデビュー40周年を迎えており、そのタイミングでの復帰が囁かれていました。プロ意識の強い明菜さんだけに、復帰への思いはあっても、そうとう悩んだはず。かつてのように歌えないのではないか、ファンをガッカリさせるのではないか……。ただ、その背中を押したのが、明菜さんを待ちわびる、世間の声だったように感じます」(音楽ライター、以下同)
2022年4月、NHK BSで1989年に開催された明菜のコンサート映像が放送された。これが予想を超える反響を呼び、地上波であるNHK総合で同年7月9日に再放送された。
「土曜日の午後4時半という時間帯で、過去のライブ映像を流しただけなのに、世帯視聴率は4.6%を記録したのです。数週前に同じ時間帯に流れた野球中継やドラマは2%台でしたから、どれだけ注目を集めたかわかります。
SNSでも明菜さんを待ちわびるファンの声があがり、一時は明菜さんの名前がトレンド入りするほど。その1か月後に明菜さんは再始動を宣言したのですから、ファンの声を受けて決断したのではないか、と思うのです」
明菜を待ちわびる声が、歌姫を再びステージへ向かわせたのだと話すが、そこには並々ならぬ決意があったはずだとファンの女性は語る。
「2022年12月に立ち上げた、新たなファンクラブで公開される直筆メッセージでも、当初は“自分は何もできない”とか、いつも不安な気持ちを綴ることが多かったんです。見た目についても“変わってしまった”とかって。
だから、そうとうな覚悟を持って復帰を決めたんだと思います。そんな明菜ちゃんの胸中を思うと苦しくって。けど、最近は前向きな言葉も増えてきたので、嬉しく感じています」
明菜もきっと、こうしたファンの声援を支えにしてきたはずだ。
2023年11月には、自身のヒット曲『北ウイング』をセルフカバーしたアルバムが発売。6年ぶりに、その歌声を披露した。12月17日には、ニッポン放送のラジオ番組に事前に収録した肉声を届けるなど、復活への歩みは加速している。
「2023年12月24日には、YouTubeチャンネルを開設して、今回セルフカバーした『北ウイング』のレコーディング映像を公開しています。さらに、2024年の正月にテレビ出演をするという流れです。その2日前、2023年の紅白に生出演して“電撃復帰”を果たすという可能性はあるんじゃないか……と、期待してしまいます。復帰するなら、今が最高のタイミングですから」(前出・スポーツ紙記者)
Get up, Get up, Get up, 明菜!!