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 朝ドラ『あさが来た』で五代友厚役を演じるディーン・フジオカ。海外では人気スターの彼だが、国内作品に出演するのはまだ2作目。そんな彼の素顔に迫った。

――初恋っていつ?

「いつだろ~。幼稚園かな。年上の女の子でした。名前も顔も忘れちゃいましたが」

――これまで付き合った女性に共通している点は?

「国籍が全部違うっていうことですかね」

――その中に日本人はいますか?

「それはノーコメントでお願いします(笑い)」

――タイプは年上? 年下?

「これまで好きになった女性は年上が多いかなぁ」

――これまでフッた数とフラレた数、どっちが多い?

「いい質問ですね~(笑い)。う~ん。どっちもどっちな気がする」

――失恋したとき、どう乗り切りましたか?

「音楽に助けられましたね。あと新しい環境に身をおいたり、旅に出たりしました」

――恋愛で過去は振り返らないタイプ?

「男はそんな振り返らないだなんて無理! つらければつらいほど、それを思い出しちゃう、みたいな(笑い)」

――モテエピソードを教えてください。

「う~ん。そんなエピソードないんですが(笑い)、僕は多くの女性に救われてきた気がします。例えば、最初に俳優デビューするきっかけをくれたのも女性の監督だし、台湾に行くきっかけをくれたのも中華圏で“ドラマの母”って言われている女性でした。男性に引っ張ってもらってきたというよりも、女性の母性っていうんですか、そういうものに助けられてきたと思います」

――奥様はどんな方?

「2歳年上で、福建省系の華僑です。国籍はインドネシアですね」

――結婚しようと思ったきっかけってありますか?

「日本で初めての仕事が、2013年の『I am ICHIHASHI~逮捕されるまで~』って映画だったんですが、監督兼主演俳優として公開までの長いプロジェクトに携わったんです。そのとき“人生、もうあとこのサイクルの何十回分しか残ってないんだな”って思って。ふと結婚しようって思ったんです」

――どんなロケーションでプロポーズを?

「自宅でしましたね。台湾で彼女と会っていて、僕が日本に戻るときだったんですが、スーツケースを持って家を出るときに。捨てゼリフみたいだったんですが、結婚しようって伝えました」