「間をあけず、また主役を演じられることをとても光栄に思っています」
『マッサン』から5か月。シャーロットが新たな第一歩を踏み出した。9月5日夜9時に放送予定の『名探偵キャサリン』(テレビ朝日系)で民放ドラマに初主演する。
「私がもう"エリー"ではないということにがっかりされる方もいるかもしれません。でも、私は今までと違う役を、違うクルーとやっていきたいという気持ちがあるんです」
貞淑で健気なエリーから、勝ち気なアメリカ副大統領の娘・キャサリンに。
「もう全然違う役なので、チャレンジというよりも大変。大変だったところが楽しかったですね。1年以上ぶりに強かったり、ちょっと意地悪だったり(笑い)、そんな自分を出せる楽しさはありました」
エリーとキャサリンとでは、どっちがシャーロット自身に近いの?
「ど真ん中にいると思います。どちらの面もあるんですよ」
と、お茶目な笑顔。父の公務に同行来日したキャサリン・ターナー(シャーロット)は、アメリカでのビジネスに華道を取り入れるべく、1人で日本に残る。しかし、華道の魅力を教えてくれた友人が殺人事件の犠牲者に。死の真相を追い、警察顔負けの名探偵ぶりを発揮する……!
「谷原章介さん演じる一郎は、外務大臣の甥で、日本滞在時のエスコート役。キャサリンとのやりとりや関係性、笑いや少し恋の要素もあるのが見どころです」
日本で生活を始めておよそ1年半。インタビューには流暢な日本語で応じる。餃子&フカヒレ以外の好物もできた?
「今作の撮影で、焼き鳥を食べました。おいしかったんですけど……ちょうちん? あれは苦手でした(笑い)。基本的に日本食はほとんど何でもおいしく感じるんですけど、その時々でマイブームがあって。最近は暑さのせいか、仕事をいっぱいしているからなのか、焼き肉です!」
今作撮影後に、髪をばっさりと。ショートボブが小顔を際立たせる。
「こんなに短くしたのは久しぶり。(全国7都市を回る)コンサートツアーも始まりますし、ブロードウェイミュージカル『シカゴ』(10月ニューヨーク、12月東京)に向けての筋トレなどのトレーニングも始まるので、お手入れが楽になるように(笑い)」
シャーロットの華やかでエネルギッシュな快進撃は、まだまだ続きそうだ。
シャロやん"鴨ロス"中!?
京都ロケに密着中、スタジオの廊下にて。突然、シャーロットは「ツツミさん、懐かしい!」。貼られていた『日本のいちばん長い日』(公開中)のポスターに堤真一の姿を見つけての極上笑顔。『マッサン』の鴨居の大将、ステキだったもんね。あれ、シャーロットも"鴨ロス"ってこと? 周りのスタッフは「これからシャーロットの機嫌があんまりよくないときは、堤さんの写真を見せればいいね」と爆笑