14日に発表されたニホンモニター「2015上半期テレビ番組出演本数ランキング」(2015年1月~6月)の番組タイトル数(同一番組は複数出演しても1回)ランキング総合8位、男性5位にランクインしたピン芸人・あばれる君。上半期は103タイトルに出演した。
2014年の出演番組数は109番組、今年は250番組と増加数は141。昨年の番組数0から今年153番組とブレイクした1位の厚切りジェイソンと12番組差で「2015ブレイクタレント」ランキングでも4位にランクインしている。
今年行われたピン芸日本一を決める『R-1ぐらんぷり』でも決勝に進出。しかし、とにかく明るい安村などのようなキャッチーなフレーズや一発芸がある訳ではない。にも関わらず出演番組を増やしている理由とは?
「いちばんは“品があること”でしょうね。トークを聞けばわかりますが、芸名やパッと見は破天荒っぽいにも関わらず、言葉使いが丁寧。なので時間帯に関係なく、安心して起用できるんですよ。最近はちょっとしたことで視聴者からクレームがくるので、“クレームがこない芸風”というのは重宝されます」(バラエティー番組プロデューサー)
子ども受けも重要だという。
「とにかく明るい安村なども人気がありますが、裸芸は不快感を示す親も多い。でも、あばれる君は全力で何でも取り組む姿が子どもにも人気がありますし、丸刈り姿で爽やか。だから親も安心して見させられるみたいですね。また、芸風はどちらかというと“すべり芸”で、イジられやすさもひな壇で使いやすい理由」(放送作家)