「4月に番組に出たとき、その激ヤセぶりに驚きました。最近は息切れもひどいみたいで、何か重い病気にかかっているんじゃないかって……」(テレビ局関係者)
’89年より続く人気バラエティー番組『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』(日本テレビ系)の総合演出を務める斉藤敏豪氏。この名前を聞いてもピンとこないだろうが、"世界のヘイポー"と言えばおわかりの人も多いかも。
「そもそもは"斉藤です"という言葉が"ヘイポウです"に聞こえるということからこのあだ名がつけられました。番組スタッフの1人なのですが、そのキャラクターの濃さからたびたび企画に登場し、ダウンタウンやココリコ、月亭方正などのレギュラーからも、"ヘイポー、ヘイポー"と呼ばれてます」(制作会社関係者)
昨年には『世界のヘイポー傑作集』という、斉藤氏がメーンの企画を集めたDVDまで発売された。
「ビビり方がおもしろいということで、彼を驚かす企画が定期的に放送されていたのですが、今は体調を考慮して、それもできなくなったとか」(前出・テレビ局関係者)
同番組のファンにとってはなんとも寂しい話。いったいどんな重い病気なのだろうか。6月下旬のある日、自宅から出てきた彼に話を聞くことができた。以前の印象と比べると明らかにほっそりしている。
─ヘイポーさん、いったい何があったんですか?
「お医者さんにやせたほうがいいと言われて意図的にやせたんですよ。見てもらえばわかると思うけど元気でしょ」
確かに、やせているわりには足元もしっかりしているし元気そう。でも、本当にそんなダイエットの延長みたいなものなの?
「実は心臓病だったんですよ。2年前くらいに手術をしました。そこから1年くらいは大事をとって、テレビには出ないほうがいいと言われたので、控えていたんです」
─どういった心臓病だったんですか?
「デザイナーのドン小西さんと一緒の、心臓の血液が逆流してしまうという病気です。進行すると、不整脈を起こして心停止につながるおそれもあるので手術をしました。モノを食べなかったので、体重は15キロほど減りましたね」
─今後、ヘイポーさんを驚かす企画もなくなると聞いていますが?
「そんなことないですよ。この前も暗いところに連れていかれて驚かされたし。まぁ、その度合いが前に比べて控えめになっているとしたら、そこまではわかりませんけど」