「浜崎さんの元カレであるマロさんが、政治家を目指しているんですよ。年賀状に“今年は政治家になるかも!”って書いてあったそうです」(レコード会社関係者)
“マロ”こと内山麿我といえば、’12 年11月に浜崎あゆみとのパリデートが世界配信された、あの人物だ。
「ふたりの熱愛発覚後すぐに、マロが離婚裁判中であり、しかも、別の女性との間に子どもがいることが報じられたんです。すると、アッサリあゆに捨てられてしまったのです」(芸能レポーター)
そんなマロだが、現在はダンサーとしてだけでなく歌手としても活躍。また昨年には和歌山県に『まろ農園』を設立し農家として無農薬野菜やくだものを作っている。
そんな、多彩な活動をするマロだが、政治家のイメージとは遠すぎる気が。そこで、3月12日に都内で行われた『東京ボーイズコレクション』に参加したマロを直撃取材した。
――すみません、政治家を目指して立候補なさると聞いたのですが?
「え、え、どこでその話聞いたんですか。そうなんです。来月の渋谷区議選に立候補するため、いま準備しています」
やはり、マロが政治家を目指しているという噂は本当だった。では、なぜ彼は政治家になりたいのだろうか?
「前からいろいろと世の中を変えたいという思いがあったんです。だったら、政治家になっちゃえって。いずれ国会に行くかもしれないし、そのためにも身近な区政を肌で感じたいんです」
渋谷には合わせて4年ほど住んでいるというマロ。ダンサーとしてもなじみある渋谷への思いは熱い。
「暗くなったビルのガラスに向かってダンスしている若者たちをよく見かけますよね。僕も若いころやっていましたけど、ビルの管理人から“出てけ、出てけ”って言われて大変でした。そんな彼らが踊れるよう、区内の公園に鏡を立ててダンスする場所を提供したい。そして、若者が表現できる場をどんどん作っていきたい。表現できる場が少ないから、非行があるんですよ」
浜崎と別れる原因と報じられたようにマロはバツ1で、別の女性との間に3歳になる息子がいる。子どもの認知はしているが、入籍はしていない。
「子どもには月1回ほど会っています。彼女が急用で保育園へお迎えに行けないときは、代わりに行ったりしますよ。僕の両親も離婚していまして、小学校5年生のときから父親と連絡が取れなくなった。それが、一番つらかったですね。息子が会いたいと言っているうちは、会いたいですね」
政治家にとって離婚歴や子どものことは、有権者の投票を左右する問題だ。マロもそのようなバッシングは覚悟のうえで出馬するという。
「あゆの元カレがふざけんなっていう人もいると思いますよ。僕は彼女と別れて家を追い出されたとき、1か月間ほどホームレスになったんです。1月の寒いときで、夜中に路上で無駄にスクワットしたりして、夜をしのぎました(笑い)。でも、落ちぶれると自分から“助けて”ってなかなか言えないんです。“ご飯食わせて”とか“泊めて”とか。自分の経験からも、ホームレスに寄り添って丁寧に耳を傾けていき、よりよい解決策を見つけていきたいですね」
渋谷区議の定数は34。来月の選挙には60名ほどの立候補が見込まれているという。
「あゆとは渋谷区内のおそば屋さんでデートしたことも。そんな街だから、老人、シングルマザーなど福祉にも全力で取り組む意気込みです。今こそ若者主導の政治で日本を変え、世界とひとつになっていきたいですね。渋谷ですし、あゆが応援に来てくれたら最高なんですけどね。渋谷での彼女の影響力は絶大ですから。でも、無理だろうなあ……」