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 4月13日に開催される『“東京ドームに全員集合”みんなにサンキュー! ジャニーズ野球大会』の出場メンバーが話題を呼んでいる。SMAP解散騒動で退社したI氏が手がけていたKis-My-Ft2の横尾渉が名をつらねているのだ。

「キスマイはSMAPのチーフマネージャーだったI氏が担当を務め、メリー副社長の実娘であるJ氏の派閥ではありませんでした。そのため、SMAP以外との共演はほとんどなかったんです。

 なので今回、4年ぶりに野球大会が開かれ、そこで嵐やKAT-TUNと共演するということは“事務所内での派閥はなくなりました”というアピールなのかもしれません」(スポーツ紙記者)

 ちなみに、ジャニーズと野球は切っても切れない関係。若き日のジャニー喜多川社長が少年たちを集め『ジャニーズ』という野球チームを作ったことが、芸能事務所設立のきっかけとなった。そのせいなのか、事務所内には野球経験者も多く、本気モードの戦いを繰り広げてきた。

 2チームに分かれて対決する今回、『J.Red』の監督を務めるのが近藤真彦。'88年の『ABCヤングアイドル野球大会』では、投打にわたる活躍でMVPに輝いた。

「投げては7回を7奪三振。打撃も4打数で3ベースヒットを含む2安打という内容でした」(芸能プロ関係者)

 そんな近藤を“実戦派”だとすれば、『J.White』監督の東山紀之は“理論派”。ジャニーズ野球での実績はさほどでもない。

「『プロ野球戦力外通告』(TBS系)のナレーターをこなすなど、野球の知識はありますし、冷静な判断で指揮してくれると思いますよ」(テレビ局関係者)

 では、選手たちの実力はどうなのか。MVP候補の筆頭といえば、やはり亀梨和也(KAT-TUN)。ジャニーズに入るまで本格的に野球をやっていて、小6のときには少年野球の世界大会に出場した実績の持ち主だ。

「ジャニーズ内では、絶対的エースですね。球種もスライダー、フォーク、カーブ、シュート、チェンジアップなど多彩。スポーツ番組でも亀梨クンの野球企画が生まれたり、プロ野球中継にゲスト出演したりしています」(前出・テレビ局関係者)

 東日本大震災の直後、'11年5月に行われた 『Marching J ジャニーズチャリティー野球大会2011』では、サヨナラヒットを打ちMVPを獲得した。

 投手を演じたといえば、中山優馬も。'08年にドラマ『バッテリー』(NHK)に主演し、昨年はプロ野球の始球式でストライクを投げてみせた。

「実は彼も、少年野球出身。大阪府で1位になるほどの強豪チームで、練習が厳しかったものの、続けているうちに好きになっていったそうです」(アイドル誌ライター)

 '12年3月の『ジャニーズJr.選抜野球大会2012』ではピッチャーとして先発し、5回を完投している。