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 4月にトレーニングジム『RIZAP』CMキャラクターに起用され、見事に絞った身体を披露した香取慎吾。

「同社のダイエットプログラムの特徴は、トレーニングに加えて栄養管理を徹底。特にご飯やパンなどの炭水化物の摂取を控えるなど、糖質制限を前提に成り立っているようですね」(芸能プロ関係者)

 どんなダイエットにも言えることではあるが、当然ひとつ気を抜けばリバウンドはしてしまうもの。香取はいまも同プログラムに従い、食の誘惑に耐えているようだこれまで彼は何度も体重増減を繰り返している。

「例えば初めて本格的なダイエットをしたのが’03年で、約2か月間で15キロを落とした経緯をまとめた書籍『ダイエットSHINGO』が話題になりました。’12年には医薬品CM出演のため、1か月間で10キロ減を達成するもリバウンド」(ワイドショースタッフ)

 そして今回、香取がダイエットに臨んだ理由には、10月公開の主演映画『ギャラクシー街道』の存在があったようだ。脚本と監督は三谷幸喜が務め、ヒロイン役の綾瀬はるかをはじめとする出演者全員が宇宙人を演じるという。

「当然、香取さんも宇宙人なわけですが、ぽっちゃりでは格好がつかないですからね。そこで話題のライザップの出番となったのでしょう。3月の映画クランクインに合わせて、1月から2か月間で間に合わせたみたいですよ」(映画配給会社関係者)

 見事、顔もシュッと引き締まり、宇宙人らしいフォルムで撮影した香取。ダイエットに役作り、CM出演といいこと尽くしにも思えるが、一方で頭を悩ませる面々も。

「『おじゃMAP!!』(フジ系)ですよ。’12年に始まった同番組は、当初は視聴率15%近くに届くも徐々に低迷。そこで始まったのが、香取さんが“ザキヤマ”こと山崎弘也らとロケ先の名物をおかずに、炊飯ジャーで持参したご飯を食べまくる『おジャ~MAP』です」(テレビ局関係者)

 もとより大食いの香取が、おいしそうに白米を食べまくる姿は壮観。視聴者にもウケたのだろう、ひとケタだった視聴率を再びふたケタ台に乗せる名物企画となった。

「今年に入ると、並行していたダイエットの影響か、『おジャ~MAP』もなくなり、またもひとケタに。おそらく契約中はリバウンドできないのでしょう。かわりに『おじゃMAP!!ファミリー』結成など、企画を試行錯誤するも回復せず……」(前出・テレビ局関係者)

 危機を感じたのか、6月には北陸地方を舞台に2時間SPで今年初の『おジャ~MAP』を放送。ところが“ファミリー”のひとりである山本耕史が14杯を食べたのに対して、リバウンドを心配したのか香取は6杯まで。視聴者の心をつかめずにまさかの視聴率7.3%となった。

「よりによって、スポンサーCMによる白米NGで番組にシワ寄せが来るとは(苦笑い)。やせたカッコいい慎吾クンよりも、多少ぽっちゃりでも自由に食べまくる彼のほうが需要はあるということでしょうか」(前出・テレビ局関係者)