ラブストーリーの王道ともいえる月9に1年ぶりに登場した恋愛ドラマ『デート~恋とはどんなものかしら~』(フジテレビ系)。『リーガルハイ』シリーズの古沢良太脚本で、会話劇のテンポ感がポイントだ。
杏演じる超理系女の依子は、劇中で瞬時に数字をはじき出すこともしばしば。
例えば結婚相談所で知り合って別れた相手と2週間後に他社のお見合いパーティーで偶然再会する確率は0.0055%など。依子が口にする数字はしっかり検証されている正確なデータなのだ。
ヘン顔になっているが(失礼!)、ここぞというときに依子がする上目遣い&アヒル口も、彼女が導き出した完璧なモテ顔?
一方、“高等遊民”巧の蔵書は彼のキャラに合わせて選んだものばかり。本棚を見るとその人がわかるという言葉どおり、巧の部屋をじ~っくり見てみると、彼のすべてがわかるかも?
そんなポイントにも注目して見れば、ドラマが倍楽しめるはずだ。