4月8日の正午ごろ、東京・三鷹市の国際基督教大学(ICU)に、大学2年生となった秋篠宮ご夫妻の次女・佳子さまが車で到着された。
ゆったりとした青緑色のカットソーに、ジーンズというカジュアルな服装だったが、少し張り詰めた表情をされていたようにも……。
「8日には、翌日から始まる授業の履修登録がありました。佳子さまは5日にも、授業紹介のオリエンテーションにいらしてましたよ。
2年生になっても、英語のハードな授業は変わりませんし、今年はメジャー(専攻)を決めなくてはならない重要な年になるので、佳子さまに限らず緊張している学生は多いですよ」(ICU関係者)
3月から1か月だけの春休みに入っていた佳子さまだが、実は充実の日々を過ごされていたようだ。
「3月中旬には『春分の日』に先立ち都内の武蔵陵墓地を訪れた佳子さまは、皇居の宮中三殿で行われる祭祀『春季皇霊殿の儀・春季神殿祭の儀』にもご参列。
4月3日、神武天皇の宮中祭祀に参列する直前には、皇居の『桃華楽堂』で行われた演奏会にも出席し、皇室行事や儀式にきちんと取り組まれています」(宮内庁担当記者)
一方で、こんなプライベート情報も。
皇室記者が打ち明ける。
「佳子さまは、3月末に秋篠宮ご一家と長野県白馬村へのスキー旅行に出かけられましたが、スキーはせず、ホテルに滞在されていたようです。
となると、もう大人の佳子さまは、旅行をお断りする選択肢もあったはずですが、少しでも、家族で過ごすというご一家の方針に従われたのだと思います」
春らしい行楽も楽しまれたようだ。
この記者が続ける。
「4月に入ったころには、親しいお友達と“花見”をされたとの情報もあります。
昨年に比べ、公の場に出られることは減りましたが、この春休みも多忙な日々を過ごされていたようですね」
そんな日々を送られていた佳子さまの新年度─。
皇室を長年取材するジャーナリストで、文化学園大学客員教授の渡辺みどりさんは、こう見通す。
「佳子さまは昨年、留学中の眞子さまに代わり公務をすることも多くありましたが、お姉さまがお戻りになったので、今年は大学生活に集中しているご様子です。
ふだんの勉強以外にも、語学留学やダンスなど、愛子さまの“お手本”となる活躍をされるのではないでしょうか」