元光GENJIの赤坂晃や、元フォーリーブスの北公次も自滅したタイプ。アルコール関連で入院したのに、退院したその日に焼酎をボトル1本空け、取り返しのつかない失敗をおかしてしまった山口さんは、再びお酒で自滅することは十分考えられます」(前出・芸能記者)

 また、中国に活動の軸を移しているのは、元KAT-TUNの赤西仁。年内での退所と海外での音楽活動を宣言している関ジャニ∞の渋谷すばるも、この路線だといえる。前出の記者は言う。

「山口さんは、独自のアーティスティックな活動を志向するタイプではないとは思います。ベーシストやヴォーカリストとしても、あくまでTOKIOの一員としての活躍だった。ですから、赤西、渋谷コースはまずない気はします。

 芸能活動とは異なりますが趣味のサーフィン、あるいは、ある種“本業”とも言われた、DASH村・DASH島などでの活躍から、農業や土木関係での活躍はアリかなという気もしたのですが……。先日の週刊誌報道で、『農業とか面倒くさい』『正直だりぃ』と言っていたと書かれてしまった(笑)。そっちの業界からのラブコールの期待はできなくなってしまった

 ジャニーズタレントでなくとも、“わいせつ事件”を起こした後に、順調な芸能活動再開を果たせたタレントは、ほとんどいない。

 今後、もし活動再開したとしても、山口の過去のスキャンダルが掘り起こされる可能性は高い。まさに八方ふさがりの状況。彼が起こした事件の重大さは、今後、一生ついてまわることは間違いない。

<取材・文/渋谷恭太郎>