家庭でも薄い「木村」の存在感

 工藤&娘との関係に焦点を当てる媒体が多いことは察するが、現実の「キムタク一家」では父親の影響力があまりないという。

「これまで報じられている通り、静香さんとフルート奏者の長女、Koki,さんら母娘3人は非常に仲が良いそうです。静香さんが、下校中の娘たちと渋谷や代官山近辺のカフェに立ち寄る姿が度々、マスコミから目撃されています。しかし、ビックリするのがその会話がすべて英語だったこと。

 娘たちが英語やフランス語などのバイリンガルどころかトリリンガルなのは知られていますが、じつは静香さんも独学で英会話を習得していて、家庭での会話もほとんどが英語なんです」(写真週刊誌記者)

 一方で、

ところが、家族の中で木村さんだけが英語を流暢に話すことができない。家や外でも、それまで3人が英語で話しているときに“スッ”と木村さんが入ってくると、娘たちはとたんに日本語に戻るんだとか」(前出・写真週刊誌記者)

 そんなこともあり、一家で“キムタク家長”の存在感は少し薄いようだ。世間的には誰もがうらやむような芸能人一家だが、そんなリアルな家庭事情は微笑ましくもある。

<取材・文/三原アスカ>
◎芸能ライター。芸能取材歴ナント30年の大ベテラン。スポーツ紙、週刊誌、ニュースサイトなどに寄稿している。モットーは「スキャンダルこそ芸能の本質!」。