リアルガチな男・出川哲朗(54)が『リアクションの帝王』『レジェンド』とまで若手芸人から言われるようになって久しい。
昨年4月からスタートした、電動バイクで全国を旅するバラエティー番組『出川哲朗の充電させてもらえませんか?』(テレビ東京系)は、お得意のリアクション芸を求められる演出や罰ゲームもない番組にもかかわらず、視聴率が好調だ。
ガチで足を引きずる出川
出川がゲストと共に淡々と旅をしていくという設定にもかかわらず、番組はヒット。14日の放送では、出川のお願いを聞き入れた明石家さんまが(63)が、実に34年ぶりにテレビ東京の番組に出演し、番組最高の視聴率を記録した。
出川初の冠番組はいい意味で話題になり、リアクション芸人から大御所への階段を着実に登っているような感じさえする。しかし、ここにきて出川に対する心配の声が上がっている。
「出川さん、実は、身体がマジで限界なんですよ。他の番組で海外ロケに行くことも多くて、いつも『足がむくんでツライんだよ』とか『感覚がないんだ。痺れちゃってるんだよね』って身体のどこかが必ず痛いんです。
普通にバイクに乗っているだけでも、腰の負担が大きいようで、しんどそうにしています。若い時から過酷なロケや罰ゲームで身体中を痛めているのが自慢で、『俺の勲章だよ』なんて面白おかしく言っていますが、普段は足、引きずっていますからね」(番組関係者)
『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)では、デヴィ夫人(78)との掛け合い以外にも、身体を張る芸を時折見せて笑いをとる出川だが、そう言われてみると以前のような、厳しいシーンは見かけなくなってきたかもしれない。
「出川さんのマンションが近所で、コンビニ前で見かけたんです。でも、なんだか声がかけられなかったんです。というのも、手にはコンビニのお弁当用の袋がぶら下がっていて、足も引きずっていて。背中を丸めて下向いて、ピョコピョコゆっくり歩く姿がしんどそうでした。
“奥さんの態度が冷たい”と叩かれたり、出川さんが浮気されているとか、奥さん関連のことで騒がれると『嫁の作るカレーが一番好き』と、奥さんのことをフォローしています。でも、実際は忙しい出川さんが自分で弁当を買うような生活なんだなって、思っちゃいますよね」(バラエティ番組構成作家)
リアクション芸人として成功したものの、身体の不調と “ガチでリアルな” 嫁との生活は、なかなか思うようにはいかないのかもしれない。
<取材・文/宮崎浩>