「デビュー曲の『シンデレラガール』は、デビューシングルの初週売り上げは歴代2位の57万枚を記録。次代を担うグループとして、申し分のないスタートを切りました。

 ジャニーさんとしても、東京五輪に携わるための計画通りのアピールだったと思います。しかし“あの騒動”は、そんな思惑を超える大ダメージを与えてしまったのでしょう」(芸能レポーター)

東京五輪に大ダメージを与えたあの男

 “あの騒動”とは、4月下旬に発覚した、TOKIOの元メンバー・山口達也さんが起こした女子高生への強制わいせつ事件にほかならない。その後、責任をとってジャニーズ事務所を退所した山口さんだったが、信頼は一気に失われてしまったようだ。

「TOKIOは、東京五輪・パラリンピックのフラッグツアーアンバサダーとして、若い世代をも引っ張る役割を担っていただけに、騒動は重くのしかかったことでしょう。ジャニーズが五輪から遠のく一因だったとしても、何ら不思議なことではありません」(同・芸能レポーター)

 さらにジャニーズグループNEWSの小山慶一郎と加藤シゲアキが、未成年への強制飲酒に関わっていたことが発覚。手越祐也もまた、未成年との飲酒疑惑を報じられてしまったのだ。

「これではジャニーさんが、いくら人気グループをプロデュースしたとしてもイメージを回復させるのは難しい。萬斎さんに取り入って、何とかジャニーズを開閉会式に関わらせたいのではないでしょうか。

 若いスターの発掘と育成に夢中になりすぎて、既存グループへの指導を怠ったと言われても致し方ないのでは?」(同・芸能レポーター)

 今、「鎮魂と再生」を切に願っているのは、ジャニーズ事務所なのかもしれない。