「2015年の『FNS歌謡祭』(フジテレビ系)で、近藤真彦がデビュー35周年メドレーを披露しました。このときに、TOKIO、KinKi Kids、嵐、Hey! Say! JUMPら後輩が総立ちで、マッチさんを盛り立てる演出がありました。

 同番組にはSMAPも出演していたのですが、やはりその中に彼らの姿はなかった。それほどまでに、別枠扱いだったわけなんです」

 このキムタク×ニノの共演には、ジャニーズ事務所内の新たなマネジメント編成の変更が影響していると、前出の芸能ジャーナリストは言う。

「King & Princeがデビューし、ジャニーズJr.もデビュー組に負けないほどの人気や仕事が増えているだけに、グループを大きく3つに分け、効率的に活動する方針となったようです。

 TOKIOとKinKi Kids、King & Prince、近藤真彦、ジャニーズWESTでひとつ。V6と関ジャニ∞、Hey! Say! JUMP、Kis-My-Ft2などでひとつ。そして、嵐のいるカテゴリーには、Sexy Zoneやキムタク、中居くんなどが属しているそうです。

 キムタクとニノの共演が実現したことや、『嵐のワクワク学校』にセクゾが出演したのも、その関係が大きいですね。

 キンプリも、当初からTOKIOの番組にゲスト出演する機会が多めでした。かつて山口達也がレギュラー出演していた『ZIP!』に、キンプリメンバーが日替わり出演するという破格の扱いだったのも、その影響があるはずです」

 Jr.のYouTube進出や、ウェブでの部分的な画像解禁など、一気に風通しがよくなってきたジャニーズを取り巻く環境。

「あとは、かつての『うたばん』を思い起こさせるような、嵐のメンバーが中居くんにあれこれいじられる姿を見てみたいですよね。お互いのファンもそれを望んでいるはずです」(テレビ誌記者)

 SMAP解散以降、実現していない中居と木村の共演も、近いうちに見られるのだろうか。

<取材・文/渋谷恭太郎>