列島を駆け巡り、海外のファンも揺さぶった嵐の活動休止宣言。一部ネットでは、アイドル路線を降りたメンバーが相次ぎ結婚か? というファンの悲鳴めいた書き込みが目立ち、そのような視点のネット記事も出回っている。
「二宮和也が元フリーアナウンサーの伊藤綾子と、相葉雅紀は一般女性と結婚を望んでいると言われています。松本潤も女優の井上真央と交際し、結婚直前と言われたこともあった。
櫻井翔は昨年の夏、テレビ朝日のアナウンサーと破局しました。年齢も30代半ばをすぎ、結婚願望が強くなっても不思議ではない年ごろなので、結婚するのではという裏の取りようがないネット記事が書かれているだけ」
と、アイドル誌ライターは、冷静に見て取る。
あのウワサ、再び
現役のアイドルよりも、活動休止のアイドルの方が結婚へのハードルが下がるというのが記事の根拠になっているが、その結婚プラス、さらなる異業種進出があるとみられるのが櫻井翔(37)だ。
ベテランスポーツ紙記者は、さっそくこんな声を聞いたという。
「かつても噂が出たことがありますが、政界進出です。父親は元総務事務次官の超エリート。これまでも、息子について各方面からソフトなレベル、ハードなレベル含めて出馬を打診されたことあるようですよ。
これまでは現役アイドルですから、それを理由に即刻断ることができましたが、2021年以降は、ちょっとハードルが低くなる。
活動休止後にまた嵐として頻繁に集まるようなら別ですが、同窓会的に活動するレベルなら政治活動を優先すれば問題なくできますからね」
いずれ出馬となればその前に結婚をして足元を固めることも、ファンに反発を買うものではなくなる。
活動休止会見で、2021年以降どうするか?と聞かれた際、櫻井は「僕は嵐の2020年12月31日までのことしか頭になくて、その先どうするか想像できていない」と答えている。
想像できていない未来の中に、“政治家・櫻井翔”という選択肢があってもいい。年齢も30代後半、テレビキャスターを通し社会に対する問題意識も養ってきた。
トップアイドル出身の政治家が初めて誕生するのか。人生がどう転ぶのかは、誰にも分からない。
<取材・文/薮入うらら>