「大ちゃん推しの私は、これがいちばんの心配事かも。せっかく自由な生活を手に入れようとしているのに、マスコミやファンに追っかけられたら彼の思いが踏みにじられちゃう。静かに“夏休み”を送らせてあげたいな」(嵐ファンの20代女性)

 これには、石丸さんが独自の見解を示した。

大野くんは“自由な生活がしたい”と言っただけで、“一般人になりたい”とは、ひと言もいっていません。キャンディーズの“普通の女の子に戻りたい”とは違うんです。事務所を辞めないで、芸能活動をお休みするだけ。芸能人であることに変わりはない

 国民的アイドルグループのひとりである大野にとって、活動休止中でもマスコミやファンに追っかけられることは想定内だという。

もしかしたら釣り好きが高じて“世界を釣る”ために海外で暮らすかもしれませんが、それはマスコミやファンから逃げるためのものではないと思います。お休み期間に彼が進むべき新しい道を見つけて事務所を辞めるとなったら、話は別ですけど」(石丸さん)

 続いて、大野以外のメンバー4人の音楽活動について。櫻井はキャスター業、二宮と松本潤は俳優業、相葉雅紀はバラエティー番組を主戦場にソロ活動は続けていくと考えられるが、

「嵐同士のユニットだと、ファンの間では大野くん&ニノの『大宮SK』や、大野くん&相葉ちゃんとか、大野くんを中心とした組み合わせが盛り上がった。でも、大野くんがいないからユニットでの音楽活動は期待できないかも」(嵐ファンの40代女性)

 そんな中、“ソロで曲を出して、コンサートをしそうなメンバーがいる”と石丸さん。

それは松潤です。彼は嵐のコンサートの演出も手がけていますし、ライブへの意気込みはメンバー内で随一。本人も“活動休止後は、新しいことにチャレンジしたい”と言っていますから、ソロコンサートを開催する可能性は十分にあると思いますよ

 松本が演出に興味を持つきっかけを作ったのは、滝沢秀明だった。松本は以前、出演したトーク番組で、《タッキーの家で、MDコンポで一緒に音楽の編集とかしてたんですよ。中学3年生くらいのとき》と語っている。

「『8時だJ』の中心にいたタッキーも今や裏方に回り、ジャニー喜多川社長の後継者と目されています。嵐メンバーは前述したとおり、『8時だJ』世代であり、彼らがジャニーズの新しい未来を切り開いていくことは間違いないでしょう」(石丸さん、以下同)

 では、もし嵐が復活したら、SMAPを越えるアイドルグループになるのか?

「確かに嵐には、SMAPの『世界に一つだけの花』や『夜空ノムコウ』のような誰もが口ずさめる国民的な楽曲はないかもしれない。だが、今回の会見で見せた“5人で嵐”という強い絆は日本中に大きな衝撃とともに共感を得られました。こんな深い友情でつながったアイドルグループなんて、今まで見たことないですよね?」

 新しいアイドル像を作り続ける嵐。活動休止まで残り約2年だが、その後の“夏休み”でリフレッシュをして復活した5人の姿が待ち遠しくてしかたがない!