「昔の経験が、生きていると」
そんな大切なシーンの撮影が行われたストックホルムでは、合間に“まさか”の出来事が!?
「ロケが早く終わったので街中にあった遊園地に勘九郎さんと“行ってみようか”と話していて。“竹野内(豊)さんも誘ったら来てくれるかな”とダメもとで誘ったら、なんと来てくださったんです! まさかおふたりと遊園地に行けるなんて!」
と、とてもうれしそうに話す。
「フリーフォールみたいな、上から垂直に落ちるアトラクションに乗ったとき、勘九郎さんが“あぁ~怖い怖い! どうしよう~”って言ってる一方で、竹野内さんはいい声で“ハッハッハッ”って楽しそうに笑っていて。そのふたりに挟まれた僕、というあの感じがなんとも印象的でした(笑)」
3月3日に放送される第9回では、いよいよ金栗と三島がオリンピックへ出発するためシベリア鉄道へ。撮影時に、生田にとって“昔”を思い出した瞬間があったそうで、
「第9回の監督を務められているのが、大根仁さん。僕がまだこの世界に入ったばかりの中学生くらいのときから、何度もご一緒させていただいています。お金がなくてセットも組めず、狭い場所で深夜ドラマを作っていたときは、まさか大河ドラマの現場でまたご一緒できるなんて、想像もしていませんでした。今回シベリア鉄道の狭い車内でのシーンなので、大根さんとの深夜ドラマの経験が、すごく生きていると思います」