「『文春』によれば、渋谷の脱退のときに錦戸はグループ解散を主張したそうですが、村上と横山裕の2人が強固に反対したとか。彼らはバラエティー番組のMCなどで活躍しているので、関ジャニの冠がなくなってしまうことは避けたかった。そんな温度差が溝を作ったんでしょうね」(テレビ局関係者)
グループ内の確執だけではない。錦戸に脱退の決断をさせたのは、やはり渋谷との友情だという声も。
「ここ数年前からグループ内で渋谷と錦戸が浮いているという話はありましたね。ライブやレコーディングなどでも、細部にまでこだわる渋谷と錦戸に対し、どこか冷めた感じのメンバーって感じでした。
なので、仲のいい渋谷が脱退したことは、錦戸にとってはかなりショックだったでしょう。将来的なグループの方向性でもズレが生じてきていたようで、空中分解するのは時間の問題だと思われていましたね」(別のレコード会社関係者)
渋谷に続いて、錦戸も。
だが、関ジャニ∞の崩壊は、これで終わりにはならなそうだ。
「実は大倉忠義もグループからの脱退を考えているそうなんです。というのも、“すばるがいてこその関ジャニ”という思いは彼も持っていて、彼が辞めるなら解散してもいいと思っていたとか。それに、グループのお笑い路線に対し、疑問を感じていた部分もあるといいます」(芸能プロ関係者)
昨年4月に行われた渋谷の脱退会見のときも、大倉は錦戸と同様に、
「大事な存在の1人が下した決断ということを、もちろん応援したいし、一緒に7人で夢を追いかけていきたかったですけれど、すばるくんがそういう夢を持ったのであれば、応援するべきなのかなということを思いました」
と、渋谷の決断に理解を示していた。
“ヤラカシ”の脅威
メンバー間の温度差が徐々に大きくなっていったようだが、それ以上に大倉を関ジャニ∞から遠ざける出来事があった。それは、熱狂的なファンからの嫌がらせだ。
「昨年11月に有料携帯サイトのブログで、大倉さんは一部のファンからストーカー行為をされていることを告白。執拗に追いかけ回されたり、カバンの中に物を入れるなどルール無視の行動をされ、 《身勝手な行動が精神的に辛いです》《普通の人に戻る方がよっぽどらくだろう。そろそろ限界だ》と悲痛な叫びを上げていました」(ワイドショー関係者)
そんな心の内を吐露しても、“ヤラカシ”といわれる熱狂的なファンのルール無視の行動は止まらなかった。