「死ぬ前にひ孫が見られそうで、ありがとね」
「梨沙は小さいときから大人っぽくて、同年代の子みたいにジャニーズには興味がなかったんです。私たちはTOKIOをテレビで見ていたけれど、梨沙は城島さんに出会うまでよく知らなかったみたい。実は、元TOKIOの山口さんが同じ地元なので、TOKIOは山口さんがいるグループという目で見ていました。まさかそのリーダーと孫が結婚するなんて夢にも思いませんでした(笑)」
結婚相手が年上であることは予想していたという。
「1日に何冊も本を読んで、政治経済にも興味がある子だったから、お付き合いするのは年上の人という傾向は昔からありました。いろんなことを知っているから楽しいって言っていましたよ」
幼いころ、菊池は祖父母に育てられている。
「梨沙が生まれたときはみんなで同居していましたが、幼稚園のころ、梨沙のお父さんがマンションを買ったんです。でも、梨沙はマンションに移ることを嫌がって、私たちが育てることになった。だから、梨沙はよけいに落ち着いちゃったのかもしれませんね」
将来は作家になろうと考えていたが、芸能の道へ。
「中学生になるとあちこちからスカウトされて、名刺がたくさんたまっていました。それでお仕事をするようになったんですが、本人は将来、作家になるための経験のひとつとしてやっていると言っていましたね」
城島は4年ほど前から菊池家を訪れるように。
「最初から“結婚を前提にお付き合いさせてもらっている”と言っていました。でも、梨沙は“私はするつもりはありません!!”って言い返していました(笑)。作家を目指していたから、結婚には興味がなかったと思うんですよ」
城島は菊池の祖父母にも優しく接していた。
「まだ出会って間もないころ、“結婚してから何かあったら、おじいちゃん、おばあちゃん、お母さん、弟さん、みんなを面倒見るから心配いらないよ、安心して”って言うから涙出ちゃった(と涙ぐむ)」
祖父母が城島に望むことはひとつだけだ。
「長生きをして、丈夫に頑張ってもらいたいと。子どものためにもね。あとは何も言うことはないです。ふたり仲よくやってよと、それだけですね。“死ぬ前にひ孫が見られそうで、ありがとね”って言ったんですよ。おじいちゃんもひ孫と散歩できるって楽しみにしているんですよ」
スレンダーながらEカップというスタイル抜群の菊池は、父親がバングラデシュ人。その父親にも話を聞いた。
「城島さんとは昨年、3回会っています。最初は都内のレストラン。友達として紹介されたんです。父親には怖くて言えなかったんでしょうね。2回目は埼玉で、一緒にゲームセンターに行って遊びました。梨沙が欲しがったぬいぐるみをUFOキャッチャーで何度もトライして取ってくれて、この人なら娘を大切にしてくれると確信しました。3回目は都内でお酒を飲みました」
─デキ婚には驚いた?
「子どもができたこと、結婚が決まったことは素直にうれしかったです。女性の24歳は世界的には早いほうではありません。年の差も、梨沙が好きならば気にしません」
─城島さんに望むことは?
「私の仕事である貿易について説明したら興味深そうに聞いてくれた。去年は梨沙をバングラデシュに連れて行った。城島さんは忙しいけど、いつかは連れて行って、私の親族にも会わせたいですね」
2人の結婚は、国際的にも祝福されることに!