「いろいろと迷っていた時期でしたが、みなさんのおかげで役をまっとうできました」
昨年12月下旬、都内のホテルで木村拓哉主演のドラマ『グランメゾン東京』(TBS系)の打ち上げが催された。会の中で行われた出演者の挨拶で、Kis-My-Ft2の玉森裕太(29)が少々意味深な発言をしていた。
「『グランメゾン東京』は、かつてパリで二ツ星レストランに勤務し、将来を期待されていた主人公がトラブルを起こして料理界を追放。3年後に、かつての仲間を誘ってお店を開き、三ツ星獲得を目指す物語です。玉森さんは若手シェフ役を熱演しました」(スポーツ紙記者)
ドラマに紅白、カウコンも!
事務所の大先輩である木村との共演に加えて、視聴率も求められる中、若手として役作りに悩むこともあったのだろう。そんな思いが冒頭のスピーチにつながったのかもしれない。玉森にとって、'19年は大躍進の年となった。
「彼が所属するKis-My-Ft2が年末のNHK紅白歌合戦に初出場しました。キスマイは'11年にデビューしましたが、紅白は後輩のSexy ZoneやKing&Princeに先を越されていたので、ようやく晴れ舞台に立てたことになりますね」(同・スポーツ紙記者)
当日はデビュー曲である『Everybody Go』を熱唱し、大舞台に立てた喜びを噛みしめて帰路についた……わけではなかった。
「紅白の後は、フジ系で生放送された『ジャニーズカウントダウン2019-2020』に参加しました。同番組は毎年、東京ドームにジャニーズのタレントが集まり、大みそかから日をまたいで歌を披露します。
それが終わるとTBS系で放送された『CDTVスペシャル! 年越しプレミアライブ2019→2020』に出演。キスマイは深夜1時から3時の部に参加しました」(テレビ局関係者)
新年早々、2つの仕事をこなした玉森が向かった先は神奈川県内の有名寺院。まさか、また仕事?
「いえいえ。毎年この寺院で初詣をするのが、ジャニーズ事務所の恒例行事になっているんです。彼らは一般客が入る場所とは別の入り口から入ってお参りをし、奥にある部屋で祈祷をします。彼らをひと目見ようと多くのファンが集まるんですよ」(地元住民)
今年は午前2時から嵐、関ジャニ∞、KAT-TUN、Hey! Say! JUMP、Sexy Zoneが参加。1時間後、キスマイ、ジャニーズWEST、1月22日にデビューが決まっているSnow ManやSixTONESも姿を見せた。
この日は仕事続きだった玉森だったが、帰り際には笑顔。多忙な中、“この時代のチャンピオン”になれるようお祈りしたのかも!