5月15日と16日に新国立競技場で開催予定だった『アラフェス2020』が、延期されることになった。
「新型コロナウイルスの感染状況を鑑みて、時期を年内に改めて開催する方向です。嵐は、4月に予定していた中国の北京公演が中止になるなど、一大イベントが次々と中止や延期に追い込まれています」(スポーツ紙記者)
4月7日に、政府が東京を中心とした7都府県へ『緊急事態宣言』を出したのを機に、テレビ局も相次いで収録を中止した。嵐のレギュラー番組も例外ではない。
「フジ系の『VS嵐』と日テレ系の『嵐にしやがれ』も収録をストップして2週間がたちました。現在は3月までに収録したものを放送していますが、過去のストックが少なくなり、新しくロケもできないため、かなり厳しい状況ですよ」(ワイドショー関係者)
パソコン機能を使いこなす松本潤
『嵐にしやがれ』は毎回、スタジオにゲストを呼んでクイズをしたり、嵐のメンバーがロケに繰り出す番組だ。
「地方ロケやスタジオ収録も中止になった影響なのか、4月18日の放送回は、10周年スペシャルとして過去の名シーンを振り返る内容でした」(同・ワイドショー関係者)
『VS嵐』はさらに深刻だ。5人がゲストとアトラクションやゲームで対決することで人気なのだが……。
「毎回、たくさんのゲストがスタジオに集まるので、コロナ感染のリスクを高める密閉、密集、密接の“3つの密”になりやすいんです。その対策として、3月中旬から、収録を観覧する一般のお客さんを入れないようにしていました」(制作会社関係者)
“無観客”になった影響も出ている。
「出演者がゲームに挑戦すると観覧席から“頑張って~”と歓声が飛び、それに誰かが反応するという流れがありました。でも、観客がいなくなってからはいまひとつ盛り上がりに欠けてしまい、編集をするスタッフが苦労していますよ」(同・制作会社関係者)
テレビの仕事がなくなったことで、5人が顔を合わせる機会も減ってしまった。
「最近はメンバー同士での打ち合わせもテレビ電話で行っています。彼らもテレワークを余儀なくされていますが、普段からパソコンを使っている松本潤さんはさまざまな機能を使いこなして、ほかの4人を驚かせているそうです。櫻井翔さんも、メンバーを誘ってテレビ電話越しにお酒を飲む“リモート飲み会”を開いているといいます」(芸能プロ関係者)
そんな2人とは対照的に、苦手意識を持つ人も。
「相葉雅紀さんは機械があまり得意ではありません。家にあるパソコンもオブジェになっていたそうですから(笑)。“テレビ電話のやり方ってこれでいいんだっけ?”と不安そうにしているといいます」(同・芸能プロ関係者)
'20年は5人で活動できる最後の年だけに1日も早いウイルスの終息をメンバーたちも祈っているだろう。