「不快な思いをさせてしまった。(沖縄の)ホテルにも迷惑をかけて申し訳ない。判断が甘かった。本当に怖い。(移動中に他の人に感染させたら)“殺人罪になるんだぞ”とのお叱りも受けた。反省している」
新型コロナウイルスに感染し、約1か月の入院を経て5月12日に無事に退院した石田純一。今後は最低でも約2週間、自宅で経過観察を要するというが、14日の『とくダネ!』(フジテレビ系)に電話で生出演を果たしては早々と“復帰”してみせた。
謝罪と反省の言葉を並べる一方で、沖縄のゴルフ場のロッカールームでうずくまっていたことに触れられると、
「めちゃくちゃ調子が悪くて。発症はしてないんだけど、すごく疲れていて具合悪く見えただけ」
と、あくまでも「ゴル場で発症したわけじゃない」と強調してみせたのだった。
「石田さんにとってゴルフは大切な仕事なのです。スポンサーの絡みのイベントやコンペのお呼ばれがありますし、何より『石田純一のサンデーゴルフ』(テレビ東京系)というレギュラー番組を持っている身ですからね。“ゴルフ場でコロナを撒いた”という印象をもたれることだけはなんとしても避けたいのでしょう。それにしても、感染源とされる北関東のゴルフ場で、会食に同席した女性に対する“勘弁してよ”発言など、今回の件では彼の自分本位な面が見受けられました。
石田さんが世間に叩かれているのは、コロナに感染したからではありません。感染拡大が呼びかけられていた時期に“自分は大丈夫だろう”と、沖縄に行ったことが問題なのです。好感度がだだ下がりした今、いくら業界にお友達が多かろうともテレビ“復帰”は難しく、窮地に立たされていると言えます」(芸能リポーター)
とすると、石田のメインの仕事になるのはお得意のイベント営業になりそうだ。中でも大きな営業先は、彼を長年にわたってイメージキャラクターとして起用し続ける、パチンコ店などのアミューズメント施設を運営する『ベガスベガス』だ。
清原は打ち切り、石田の契約はどうなる?
「それまでは清原和博氏を起用していましたが、薬物騒動により2015年から石田さんが引き継ぎ、広告塔としてCM出演やホールのオープニングイベントにも出席しています。件の東京都知事選への立候補時には世間の反応を見てか、一時は起用を見合わせるも契約が打ち切られることはありませんでした。彼の大事なスポンサーですね」(広告代理店関係者)
奇しくもコロナ禍において、3密とされるパチンコ業界もまた窮地に立たされている。ベガス社の系列店もGW明けから一部店舗で営業を再開するも、北海道内や都心などの20店舗以上が臨時休業のままだ。
「おそらくは今月末まで延長された緊急事態宣言の解除にかかっているのでしょう。ちょうど、その頃には石田さんも自宅待機が解除されると思いますし、両者ともに絶好のタイミングではないでしょうか。そこを復帰舞台にすればマスコミの注目も集まることでしょう」(前出・広告代理店関係者)
というか、タレントイメージを下げた石田は契約を切られないのか? ベガスベガスの広報担当者に聞くと、
「契約は残っていますので(石田とは)続けさせていただいております。特に今のところ、(契約期間を)何月に変えるといった予定は特にございません」
これからも石田を起用していくようだ。では、彼の仕事復帰の場になるのだろうか。
「今後は(営業も含めて)未定ですし、(石田が参加するようなイベントなどの)具体的な予定は今のところはございません」(広報担当者)
信用してくれるスポンサーのためにも、是非ともいい話題で世間を騒がせてほしい。