YouTube界に広げていた人脈
一部のメディアでは、実業家に転身する可能性があるとも報じられている。
「今年の2月に六本木や西麻布で飲食店を経営している人や会社の社長などが集まる飲み会に参加していました。そのとき、手越さんは“もうアイドルの仕事に未練はないから、いつかお店を経営したいです”と話していました。同席していた人たちは、“やるなら、いつでも相談してよ”と賛同していました。彼はこうした会に頻繁に参加しています。持ち前の人懐っこさと明るいキャラクターで、年配の人たちから好かれやすいんですよ」(手越の知人)
自分の強みを生かしているのだろうが、フットワークの軽さはこんな危険も。
「初対面の人との会食に参加することも多いのですが、彼は頼まれると一緒に写真を撮ったり、すぐに連絡先を教えてしまうんです。彼に近づいてくる人の中には、素性がはっきりしない人も多いので、犯罪に巻き込まれる可能性もあります。事務所を辞めたら、誰も守ってくれなくなりますからね」(同・手越の知人)
芸能ジャーナリストの佐々木博之氏も、活動休止するまでの経緯を見ると、辞めた後の先行きは暗いと指摘する。
「この先、自主的に退所したとしても、実際は素行不良でクビになるようなものです。ほとぼりが冷めればわかりませんが、そんな彼を引き受けてくれる事務所はないのでは。個人事務所を設立したとしても、芸能活動はイバラの道になると思いますよ」
これまで培ってきた“夜の人脈”も仕事に結びつくとは言いがたい。
「人脈が豊富だといわれていますが“ジャニーズの手越祐也”だから近づいている人が多い。飲食店の経営はできるかもしれませんが、ルールを守れず不祥事を繰り返すような人が、実業家として成功するのは難しいのでは」(佐々木氏)
テレビも、音楽も、実業家でも厳しい道のりになることが予想される手越。そんな彼にも得意分野が……。
「ユーチューブでの活動に力を入れていくのではないでしょうか。手越さんは今年2月にゲーム動画配信プラットフォーム『OPENREC.tv』の公式アンバサダーに任命され、ゲーム実況をしていました。その経験を生かせば、知名度もあるので実況動画で多くの再生数が見込めます」(芸能プロ関係者)
すでに、ユーチューブ界にも人脈を広げている。
「人気ユーチューバーのヒカルさんと仲がいいんです。彼は、今年4月22日に投稿した動画で、“手越クンとは毎日LINEしてる”と話していました。さらに、“いまは無理だけど、いつかこの動画で絡みたいな”と手越さんとのコラボを熱望していましたよ」(同・芸能プロ関係者)
ヒカルを通じてなら、あの“闇芸人”とつながることもできる。
「雨上がり決死隊の宮迫博之さんです。彼は今年1月にヒカルさんとコラボして以来、何度もお互いの動画に出演しています。宮迫さんは昨年の闇営業騒動で事務所やほかのタレントと距離ができてしまいました。ただ、手越さんとは過去に日テレ系で放送された『行列のできる法律相談所』でも共演しているので、ヒカルさんを経由してコラボすることは十分考えられますよ」(同・芸能プロ関係者)
ファンとしては“テゴサコ”よりも、テゴマスとして歌って踊る姿を、もっと見たいはずだけど……。