そんな絶体絶命のピンチを救ってくれる“救世主”が、現れることはあるのだろうか。
「とある大手企業の社長が伊勢谷さんのタニマチ的存在で、彼が出演する映画に多数携わり、経営していた会社にも立ち上げのときから金銭面などの援助をしたと言われています。本来であれば、違約金が高額になったとしても、この社長が助けてくれるのかもしれませんが、今回は大麻での逮捕ですからね。状況的になかなか難しいでしょうね……」(前出・ファッション雑誌編集者)
所属俳優は移籍先を求めて
彼が周囲にかけた“迷惑”は、これだけではない。
「『カクトエンタテインメント』は、すでに解散に向けて動いているようです。伊勢谷さん以外にも所属している俳優はいるのですが、売り上げのほとんどを彼が担っていたようなものですからね。伊勢谷さんが契約解除になってしまい、今後の売り上げも見込めないので、事務所を閉めるという判断になったのでしょう。所属俳優たちは移籍先探しを始めていますよ」(前出・芸能プロ関係者)
この件について『カクトエンタテインメント』に問い合わせたが、電話の呼び出し音が1回だけ鳴った後、即留守電となり連絡がとれない状態に。伊勢谷容疑者を長年担当していたチーフマネージャーにも、何度も電話してみたが、つながることはなかった。すでに事務所機能は停止している状態なのか……。
以前、ツイッターで《大麻で人生崩壊するのは難しいと思うけどな。それならお酒の方が簡単だ》と語っていた伊勢谷容疑者。大麻を所持したために自分の人生が崩壊するのは、紛れもない自業自得だろう。しかし、自らの不祥事で周囲の人生まで狂わせてしまうのなら、あまりに無責任であり、その罪は重い。