木村に影響を与えた“ヒョウ柄”歌手
それにしてもアラフィフになっても止まらない、木村の“ヒョウ柄愛”。彼がここまで貫き通す理由はなんだろうか。
「ヤンキー気質のイメージが強い静香さんの影響と思われるかもしれませんが、意外にも彼女がヒョウ柄を着ることはほとんどないんですよ。おそらく木村さんが影響されたのは、2人のビッグアーティストではないでしょうか。その1人が稲葉浩志さん」(前出・スタイリスト)
超人気ロックユニット『B'z』の稲葉浩志。最近こそ落ち着いたものの、若いころの彼といえばノースリーブやショートパンツ、やたらと透けた露出度の高い衣装を着ることも多かった。そして、ステージはもちろん、CDジャケットでもヒョウ柄衣装を披露している。
「稲葉さんとは親友で、互いに同じ犬種を飼ったり、誕生日会に呼び合うなど家族ぐるみの付き合い。B'zコンサートにも家族で訪れていますし、今年2月の木村さんのソロデビューを後押ししたのも楽曲を提供した稲葉さんだと言います」(芸能プロ関係者)
そしてもう1人のビッグアーティストが『エアロスミス』のヴォーカル、スティーヴン・タイラーだ。ロック界の大御所もまたヒョウ柄衣装に身を包み、マイクスタンドにも同柄のストールを巻きつけてステージを飾る。
「木村さんはスティーヴンを崇拝するほどの大ファンで、1998年に雑誌の対談で初共演。その後、SMAPとして、個人でも共演を重ねて、自身の主演ドラマや映画にもスティーヴンの曲を使用しました。自宅のガレージにはツーショット写真を引き伸ばした巨大パネルを飾るほどです」(前出・芸能プロ関係者)
そんな木村がリスペクトする2人が、2002年の日韓W杯のオフィシャルコンサートで顔を合わせる。エアロスミスとB'zの夢のコラボが実現したのだ。
「当然ながら、木村さんは静香さんを連れ立って一緒にスタジアムに駆けつけたのでしょうね。サッカーの試合以上に興奮したのでは? そんなビッグな3人が共通して、こよなく愛するのがヒョウ柄というわけです。木村さんは“ウルトラソウル(強い心)”で結ばれた友情の証として、今なお着続けているのではないでしょうか」(前出・芸能プロ関係者)
Koki,に子どもが生まれておじいちゃんになっても、木村はヒョウ柄を着るのだろう。