(左)娘のプレスクール送迎時の木村拓哉の足元(右)映画アフレコ発表時、工藤静香の足元
(左)娘のプレスクール送迎時の木村拓哉の足元(右)映画アフレコ発表時、工藤静香の足元
【写真】木村拓哉と工藤静香の足首に絡みつく蛇は“愛の証”

「結婚後は仕事をセーブして育児中心の生活を送っていた静香さんですが、木村さんは変わらず現役バリバリのアイドルだけに、家族の存在を匂わすことはNG。娘たちがプレスクールに通い始めると静香さんにママ友もできたようですが、夫自慢などできるはずもなく、“ウチは普通よ〜”などと当たり障りのないことしか言えなかったみたい。どこから情報が漏れて記事にされるかわかりませんからね。

 そのため、彼女が家庭や育児の相談ができるのは実母、古くからの担当マネージャー、そしてごく数人の親友だけだったとか。シッターさんも雇ってはいましたが、当然ながら“箝口令”を敷いていたことでしょう。話せないことは、相当のストレスがあったと思います」

日本中から悲鳴が上がった伝説の“でき婚”会見(2000年)。緊張した面持ちの木村
日本中から悲鳴が上がった伝説の“でき婚”会見(2000年)。緊張した面持ちの木村

 “内助の功”もあり、木村の人気が下がることはなかった。が、秘密主義を貫き続けた弊害か、ネット上で家族のあらぬ噂も飛び交うように。特に夫婦が我慢ならなかったのが、娘たちに関する根も葉もない話。

“先天性の病気を患っている”などといった、誹謗中傷と捉えられるようなひどい書き込みですよ。また、実際にそれを信じてしまう人が多かったこと。

 その結果、“治療のために、静岡県や群馬県内の病院に通っていて、そのために別宅を地方で購入している”と、全国各地に“キムタクの家”があるとされたのです(苦笑)」(前出・芸能関係者)

 家族を“見守ってきた”『週刊女性』としては、別宅情報に関しては取材しないわけにはいかず、かくいう記者も“キムタクの家”探しに出向いたことがある。

 ファミリーで通う海水浴場やゴルフ場から、車を使えばさほど遠くはない場所にあった千葉県の高級住宅街。そしてたどり着いたのが、地域に住む住民も「あそこがキムタクの家ですよ」と認識する洒落た豪邸。しかし、調べてみると、実際のところはまったく別人の家。数年後に再度、別ルートから情報を入手して取材を進めたところ、またも同じ家にたどり着いて苦笑いするしかなかった。

 この噂に対し、木村がはっきりと言及したことがある。2015年11月に放送された『スマスマ』で《木村拓哉の都市伝説》が検証されたのだ。香取慎吾の「関東に別荘が20か所ある」という問いに、「ウソです。あるワケないです」と否定。自身も地方のコンビニで「あそこ、キムタクんち」と教えられた経験を明かし、「(噂が)すげえことになってんな」と苦笑いしたのだそう。

女性スキャンダルを張り込み

 そして、この20年、写真誌をはじめとする張り込み取材班が“お手上げ”になったのがーー。木村は結婚から今にいたるまで、不倫や浮気などの女性に関するスキャンダルを起こしていないことだ。彼を張り込んだという写真誌カメラマンは、

「独身時代はそれなりに三宿界隈などで夜遊びもしていたキムタクですが、結婚後はSMAPのコンサートや紅白、ドラマの打ち上げ、各関係者との仕事絡みの“夜遊び”はあれども、浮ついた話がひとつとしてこぼれてこない。なんとかして女性関係をつかもうと、下世話な話、“プロのお店でも”と張り込んだのですが、仕事先からたどり着くのはいつも自宅。つまらない(苦笑)。誘惑から自分を律しているのか、それとも今も静香にゾッコンなのか」