西島秀俊とその妻
なぜここにきて情報が漏れてしまったのか。そして、一部夕刊紙を除くほとんどのスポーツ紙がこの件についてすぐに後追い報道をすることはなかった。今回の“妊娠発覚劇”について芸能ジャーナリストの佐々木博之氏に話を聞いてみると、
「スポーツ紙が報じないのには、“妊娠”という話題が母体にとってナーバスな案件になるという理由があるのではないでしょうか。
『セブン』の報道内容を読むと、情報が詳細に集められており、12月下旬に路上を歩くA子さんの様子も記述されています。掲載していないだけできっと、さまざまな証拠写真も抑えていることでしょう。昨年の時点で少なくとも2社以上の週刊誌が張り込んでいたと聞きますね」
ジャニーズ事務所が否定コメントを出していないということも、暗に妊娠報道が事実であることを認めているかのようだ。
交際発覚から妊娠に至るまでの間、このような報道に二宮以上に神経をとがらせてきたのはほかでもない、A子さんだったという。
「二宮さんとの交際をスタートさせた当初から、情報漏えいを恐れて友人との付き合い方を変えたそうです。以前とは違い気楽にプライベートな話はできなくなった」(A子さんの知人)
A子さんの献身の姿勢に呼応するように、二宮も彼女のために俳優の西島秀俊夫妻を紹介したのだという。西島の妻というのは当時“プロ彼女”とも称された気配りも完璧、徹底的に男性に尽くすという一般女性だ。
《交際がきっかけで、A子さんの生活が窮屈になってしまったことに心を痛めた二宮さんは、すぐに連絡が取れ、連絡しあえる友人が近くにほしいと考えたそうです。その存在が西島さんの妻のB子さんでした》(『女性セブン』2020年1月30日号)
自分の過去もプライベートも捧げてきたからこそ、A子さんは内心穏やかではないそうで……。
「今回の妊娠も昨年の時点ではA子さんは西島さん夫婦にこそ話したものの、あとは親族などごくごく少数にしか言っていない。でもだからといって、信頼しているその人たちが自分を裏切って情報を差し出す可能性も考えられない。……A子さんは疑心暗鬼の状態になってしまっていると聞きます」(A子さんに近しい人物)
この狭いコミュニティーのどこかで情報が漏れ伝わってしまったということか。いったい裏切り者は誰なのだろう。
「週刊誌の取材の情報源は多岐にわたります。誰が情報を漏らしたか、詮(せん)索すればきりがありませんね。しかし、こと妊娠という場合だと、“そろそろ妊娠をしているのでは?”という予想をもとに取材を進めるというケースも往々にしてあります。たとえば結婚して半年、1年が経ったあたりでしょうか。
そうすると、かかとの低い靴を履いて産婦人科に出かけたりするところをキャッチできたりするんです。だから情報は必ず誰かが漏らしたと断定できるわけではない。
特にA子さんは、年齢的に(結婚当時38歳)出産までのタイムリミットも迫っており、子どもを欲しがっていることがたびたび報じられてきましたし、結婚直後からマークされていたのではないでしょうか」(前出・佐々木氏)
お腹の子どもはすでに安定期に入っているという。とにかく無事に出産できることを祈るばかりだ。