東京オリンピックで再結集する期待が高まる嵐。一方、メンバーは大野智以外の4人で“結集”することを考えているという。彼らには、大役を果たすことで叶えたい“夢”があって――。
4月23日、政府から“緊急事態宣言”が発令された。昨年7月に開催予定だった東京オリンピックは1年延期になったが、今年も開催まで残り3か月と迫る中、先行きが危ぶまれている。
「嵐の再結成」はあるのか
そんな厳しい状況でも、つい期待してしまうことが。
「嵐の“再結成”です。彼らは'19年に『NHK東京2020オリンピック・パラリンピック放送スペシャルナビゲーター』に就任。昨年末でグループでの活動を休止しましたが、NHKは今年4月に行われた会見で“嵐のスペシャルナビゲーターについては決まっていません”と降板については言及しなかった。まだ嵐の起用を諦めていないのでしょう」(スポーツ紙記者)
巷では開催自体を危ぶむ声も上がっているが、政府は積極的に動いている。
「4月21日に行われた会見で、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長は、医療機関と連携しながら開催に向けて準備を進めていくと表明。また、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長も、“緊急事態宣言”が発令されたことに対して、“東京オリンピックとは関係ない”と中止しない考えを示しました。政府としては、今後、感染者数が激減すれば、開催も不可能ではないと考えているのでしょう」(全国紙記者)
昨年末で芸能活動も休止している大野智以外の4人は、個々で活動を続けているが、日に日にオリンピックへの思いを強めている。
「メンバーは、大野さん以外の4人でナビゲーターをやることを考えているんです。今後の状況によって、変更になるかもしれませんが、いまのところ4人だけでもやろうとしているといいます」(芸能プロ関係者)
嵐は、デビュー以来21年間5人で走り続けてきた。本来であれば、全員で出たいのだろうが、大野が参加するのは難しいようで……。
「いまの彼には芸能活動への未練はありません。4月20日に発売された『女性自身』では大野さんが恋人と京都へ旅行に行ったり、仕事先のグループLINEを退出したことが報じられました。プライベートな時間を大切にする彼に無理強いはできないと思いますよ」(同・芸能プロ関係者)
メンバーが“再結成”に向けて動き出しているのは、周囲の強い期待があるのだろう。
「NHKも、ファンも“嵐に出てほしい”と思っています。やはり、オリンピックという一大イベントに関わる彼らの姿を見たいのでしょう。そうしたファンの期待を裏切りたくないから、メンバーも状況を見ながら自分たちにできることを考えているのでは」(同・芸能プロ関係者)
今年も嵐をナビゲーターに起用し続けるのか。NHKに問い合わせると、
「現時点ではまだ決まっておりません。今後については、決まり次第お知らせしたいと考えています」